「平日は仕事と育児で手一杯。家事はなるべく週末にまとめたい」。共働きで3歳の子どもを育てながら実践している家事ルーティンを公開します。毎日家事に追われていた状態から、週末2時間に集約できるようになるまでの試行錯誤も含めてお伝えします。
はた夫
らく子前提:平日の家事を最小化する設備投資
このルーティンが成立するのは、日常の家事を自動化する設備があるからです。「家電にお金をかけるなんて」と思っていた時期もありましたが、今は「時間を買う最高の投資」だと確信しています。
| 設備 | 自動化できる家事 | 節約時間/日 |
|---|---|---|
| ミーレ食洗機 | 毎日の洗い物 | 約30分 |
| ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯〜乾燥(干す・取り込む作業ゼロ) | 約20分 |
| ロボット掃除機 | LDKの掃除機がけ(外出中に完了) | 約20分 |
| 宅配ボックス | 荷物受け取り(在宅不要) | 不定期 |
これらがない家庭では平日に毎日2〜3時間の家事が発生します。設備投資によって「週末に集約できる家事」と「平日の最小タスク」に分けるのが私たちの戦略です。初期費用は高いですが、時給換算すると数年で確実に元が取れます。
平日の家事(各15〜30分/日)
| タスク | 時間 | 担当 |
|---|---|---|
| 朝食の準備・後片付け(食洗機セット) | 10〜15分 | 交互 |
| 夕食の準備・後片付け(食洗機セット) | 20〜30分 | 交互 |
| 洗濯機のスタート(夜)・取り出し(朝) | 5〜10分 | どちらか |
| 子どものお風呂・寝かしつけ | 30〜45分 | 交互 |
掃除機がけはロボット掃除機が外出中に担当。ゴミ出しは週2回5分程度。平日の家事時間:1人あたり約30〜45分/日に圧縮できています。
参考:我が家の平日タイムスケジュール
「平日の家事を最小化」と言っても具体的にどう回しているのか、我が家のある1日のスケジュールを公開します。共働きで保育園の送り迎えがある家庭の参考になればと思います。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 6:30 | 起床・朝食準備(前夜にセットした食洗機の食器を戻す) |
| 7:00 | 朝食・身支度。ロボット掃除機を「出発モード」でスタート |
| 7:45 | 保育園へ送り(夫)/洗濯乾燥が完了した衣類を畳む(妻) |
| 18:30 | 帰宅。床はロボット掃除機できれいな状態 |
| 19:00 | 夕食(下味冷凍+ネットスーパー食材で20分調理) |
| 20:00 | 食器を食洗機へ・洗濯乾燥機をスタート・お風呂 |
| 21:00 | 子どもの寝かしつけ。以降は夫婦の自由時間 |
ポイントは「家電が動いている間に人は別のことをする」こと。食洗機・洗濯乾燥機・ロボット掃除機がそれぞれ並行で働いてくれるので、人間が手を動かす家事は1人30〜45分に収まります。
週末2時間の家事ルーティン(土曜日の朝)
9:00〜9:30(30分):まとめ掃除
- トイレ・洗面所の掃除(15分)
- 浴室(TOTO床を週1回ブラシがけ・5分)
- キッチンのコンロ・シンク周り(10分)
ロボット掃除機が届かない場所や、週1回のルーティン清掃を集中して行います。「毎日少しずつやる」より「週1回まとめてやる」方が精神的にも楽だと気づきました。
9:30〜10:00(30分):食材の下ごしらえ・作り置き準備
- 冷凍保存用に野菜を茹でてジップロックへ(ブロッコリー・にんじん・小松菜など)
- 肉を下味冷凍用に切り分けて冷凍(醤油・みりん・酒で下味)
- ご飯を多めに炊いて1合ずつ冷凍
この30分の作業で平日の夕食準備が格段に楽になります。「冷凍庫を開ければ材料がある」状態を維持することが、平日の時短の鍵です。
10:00〜10:30(30分):洗濯(手洗い衣類・シーツ等)
- 週1回のシーツ・枕カバーの洗濯
- バスタオルのまとめ洗い
- デリケート衣類の手洗い(ウール・シルク類)
10:30〜11:00(30分):片付け・整理
- 玄関・リビングの整理整頓
- 子どものおもちゃ整理(子どもと一緒にやると教育的効果も)
- 翌週の食材・日用品リストアップ(ネットスーパーで注文)
- 冷蔵庫の中身確認と消費期限チェック
週末の家事合計:約2時間。残りの時間は家族で外出したり、子どもと遊んだりできます。
家事の「見える化」と夫婦分担
共働きで家事分担がうまくいかない家庭は多いです。私たちが実践しているのは「タスクの見える化」です。導入初期は「私ばかりやっている」「気づいていない」という会話が何度かありましたが、アプリを使い始めてからほぼなくなりました。
「OurHome(アワーホーム)」などの家事管理アプリを使って、今週のタスクと担当者を可視化しています。
- お互いに「何をやったか・やっていないか」が見える
- 「自分ばかりやっている」という不満が生まれにくい
- ポイント制にして子どもも参加できる仕組みにした
- 旅行前の準備リストとしても活用できる
月に1回のディープクリーニング(2時間)
週単位のルーティンに加えて、月に1回は念入りな掃除をします。月初の土曜日に設定しておくと習慣化しやすいです。
- エアコンのフィルター掃除
- 冷蔵庫の中の整理・掃除
- 洗濯機の槽洗浄
- 窓・網戸の拭き掃除
- 換気扇の掃除(キッチン)
- 玄関タイルのデッキブラシがけ
このルーティンを実践して変わったこと
家事ルーティンを確立してから、夫婦関係が明らかに改善しました。「家事の不公平感」という、共働き家庭の多くが抱える問題が解消されたからだと思います。
平日の夕方に「洗い物どうしよう」「掃除まだしてない」と考えなくてよくなったことで、仕事から帰ってからの時間の質が上がりました。子どもとの時間に集中できるようになったことが、一番大きな変化です。
具体的には、以前は週末のどちらか1日が「溜まった家事を片付けるだけの日」で終わっていました。今は土曜の午前2時間で家事が完結するので、午後からは家族で公園に出かけたり、近場へドライブしたりできるようになりました。「家事に追われる週末」から「家族で過ごす週末」へ。この変化こそ、設備投資とルーティン化の最大のリターンだと感じています。共働きだからこそ、限られた時間をどう使うかを夫婦で設計する価値は大きいです。
ルーティンが崩れる日のリカバリー術
正直に言うと、毎週きっちりこの通りに回せるわけではありません。残業が重なった週、子どもが熱を出した週、夫婦どちらかが出張の週——ルーティンは簡単に崩れます。完璧を目指すと逆に苦しくなるので、我が家は「崩れる前提」で逃げ道を用意しています。
- 夕食は週1〜2回「作らない日」を堂々と作る:ミールキット・冷凍弁当・テイクアウトを罪悪感なく使う。これで気持ちが楽になりました。
- 掃除は「今週はトイレだけ」でもOKとする:できなかった分は翌週に回すだけ。溜め込んで自己嫌悪に陥らないことを優先。
- 家電のタイマー予約をフル活用:気力がない日でも、ボタンひとつで洗濯乾燥と食洗機だけは回しておく。最低限が回っていれば生活は破綻しません。
「やらない家事を決める」ことも立派な戦略です。共働きで一番大事なのは、家がピカピカなことより、夫婦が笑顔でいられること。そう割り切ってから、家事のストレスが本当に軽くなりました。
まとめ:家事の「量」を減らすのではなく「集約」する
設備投資によって平日の家事を最小化し、週末2時間に家事を集約する。これが私たちの「コスパ・タイパ家事戦略」です。
家事の時間を減らすことは「サボること」ではなく、子どもとの時間・自分の時間・夫婦の時間を増やすための合理的な選択です。「時間を買う」という発想で家電や設備に投資することを、共働き家庭にはぜひ検討してほしいと思います。
──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!


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