共働き夫婦のスマートホーム化|SwitchBotで自動化できた家電とできなかった家電

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「スマートホームって便利そうだけど、どこまで自動化できるの?」「新築のうちに決めておくことはある?」――家を建てたとき、わが家もまったく同じ状態でした。

この記事では、名古屋市の注文住宅に住む共働き夫婦が、AlexaスピーカーとSwitchBotで実際に自動化できた家電と、できなかった設備を正直にまとめます。自動化できたのはエアコン・テレビ・ロボット掃除機。できなかったのは電動シャッターとダウンライトです。

結論から言うと、共働きでいちばん効いたのは「エアコンを時刻と室温で自動オンオフする」設定でした。逆に、照明とシャッターは家を建てる前に決まってしまう部分で、あとからSwitchBotで何とかしようとしても動かせませんでした。

はた夫はた夫
スマートホーム、興味はあるけど何から始めれば…って、1年半かけて少しずつ試したんだよね。
らく子らく子
いちばん助かってるのはエアコンの自動化。帰ったときにもう部屋が快適なんだよね。照明とシャッターは「建てる前に聞いておけば…」って話になったけど。

わが家のスマートホームの構成:スピーカー+SwitchBotハブ

わが家のスマートホームは、むずかしいことはしていません。音声で操作するスマートスピーカーと、赤外線リモコンの信号を覚えて代わりに送ってくれるSwitchBotのハブの組み合わせが中心です。

  • エアコン:AlexaスピーカーとSwitchBotで、時刻と室温をきっかけに自動でオンオフ
  • テレビ:SwitchBotで操作
  • ロボット掃除機:SwitchBotで自動化して、毎晩動かしている

キッチンカウンターにはGoogle Nest Miniも置いていて、料理中に声で操作する起点にしています。

キッチンカウンターに置いたGoogle Nest Mini
キッチンカウンターに置いたGoogle Nest Mini。声で操作する起点になっています。

スマートロック導入:鍵を持ち歩かない生活の快適さ

QrioとSwitchBotロックで迷った比較ポイント

玄関まわりでは、スマートロックも検討しました。Qrio Lock Q-SL2(25,300円)とSwitchBotロック(9,980円)で2ヶ月ほど迷いました。

決め手は「ハンズフリー解錠の安定性」。買い物袋を両手に持って帰ってきても、スマホがポケットにあれば近づくだけで開く、という体験を優先したかったので、最終的にQrioを選びました。価格は高いですが、毎日使うものなので後悔なし。

宅配ボックスとの組み合わせで「完全非接触受け取り」が実現

宅配ボックスとスマートロックの組み合わせは、共働きにとって革命的でした。Amazonの置き配指定で玄関前に届けてもらい、帰宅時にスマホ通知から確認、そのまま近づいて自動解錠。鍵を出す動作が消えるだけで、帰宅後のストレスが激減します。

取り付けは賃貸でもできる?工事不要タイプの選び方

ちなみにQrioもSwitchBotロックも両面テープでサムターン(鍵のつまみ)に貼り付けるだけで、工事は一切不要。賃貸でも原状回復が可能です。わが家は注文住宅ですが、ドアを傷つけずに済む点は安心でした。

失敗談として、スマホの電池切れで締め出されかけたことが1回あります。それ以来、物理鍵は必ず財布に1本入れています。

正直に書きます:自動化「できなかった」2つと、できたもの

そもそも照明を選んだ段階でいくらかかったのかは注文住宅の照明費用は実際いくら?定価42万円が23.8万円になった全内訳にまとめています。

ここまでうまくいった話を書いてきましたが、できなかったものもあります。これから新築でスマートホーム化を考えている方には、むしろこちらが役に立つと思うので正直に書きます。

❌ 電動シャッター:自動化に組み込めなかった

電動シャッターは付けて大正解の設備なのですが、スマートホームの自動化には組み込めませんでした。「日の入りに合わせて自動で閉まる」ができれば完璧だったのですが、そこまでは実現できていません。

❌ ダウンライト:SwitchBotの対象外だった

これは家を建てる段階で気づいておくべきだった点です。

SwitchBotのハブは赤外線リモコンの信号を学習して再送信する仕組みです。つまり赤外線リモコンで操作する機器しか自動化できません。エアコンやテレビがうまくいったのは、どちらも赤外線リモコンだからです。

ところがダウンライトは壁のスイッチで操作する方式で、赤外線リモコンがありません。そのためSwitchBotの対象外となり、音声操作も時間による自動化もできていません。

物理スイッチを指で押してくれるSwitchBotのボット(スイッチ押下タイプ)を使えば理屈のうえでは可能ですが、スイッチの数だけ設置することになるため、そこまでは導入していません。

💡 これから家を建てる方へ。照明を音声や自動で操作したいなら、打ち合わせの段階で「リモコン対応の照明にできるか」を確認してください。ダウンライトは見た目がすっきりする代わりに、後からスマート化する手段が限られます。照明は一度付けたら簡単には替えられない設備なので、ここは図面の段階で決めておく価値があります。

✅ 逆に、いちばん効いているのはエアコンの温度連動

できたほうで最も満足度が高いのは、AlexaスピーカーとSwitchBotによるエアコンの自動化です。

  • 時刻で自動オンオフ(○時になったら動く)
  • 室温の閾値で自動オンオフ(○度以上/○度以下で勝手に動く)

この2つを組み合わせると、帰宅した時点ですでに快適な室温になっています。「暑い部屋に帰ってきてエアコンをつけ、涼しくなるまで待つ」という時間が丸ごと消えました。共働きでスマート家電を1つだけ選ぶなら、私はこれを選びます。

テレビも赤外線リモコンなのでSwitchBotで操作できます。地味ですが、リモコンを探す時間がなくなるのは思った以上に快適です。

✅ ロボット掃除機も毎晩、自動で動いている

ロボット掃除機(Eufy X8 Pro)もSwitchBotで自動化していて、家族が寝ている夜中に毎日動いています。出勤前にスイッチを押す、といった操作はありません。床にモノを置かない間取りや収納の工夫も含めて、「毎日動く家」にするためにやったことはロボット掃除機を使わなくなる家、毎日動く家|10年前のルンバの失敗と新築でやった工夫にまとめています。

【公式情報で確認】SwitchBotで動かせるもの・動かせないもの

わが家で「できた/できなかった」が分かれた理由は、ほぼその機器のリモコンが何で動いているかで説明がつきます。SwitchBotの公式ヘルプ(ハブ3の対応機器一覧)に書いてあることと、わが家の結果を並べました(2026年10月確認)。

操作の方式 SwitchBotのハブで覚えられるか(公式) わが家の例と結果
赤外線リモコン(機器に向けて押すタイプ) 対応。リモコンの信号を学習して、スマホ・音声・自動化から送れる エアコン・テレビ ⇒ 自動化できた
電波式(RF)リモコン ハブ3の対応一覧で「非対応」 YKK APの電動シャッター ⇒ 登録できなかった
壁のスイッチだけで操作(リモコンなし) ハブでは覚えられない。物理的にスイッチを押す「SwitchBotボット」を貼る方法はある ダウンライト ⇒ 対象外(ボットは未導入)

この表から言えるのは、「どの家電を自動化できるか」は、家電を買う段階・照明やシャッターを選ぶ段階でほぼ決まっているということです。これから家を建てる方は、打ち合わせで次の2つを聞いておくと、あとで困りません。

⚠️ エアコンは「コンセントの電源を入れ切りする」スマートプラグではなく、赤外線リモコンの信号で操作するのが基本です。わが家もハブでエアコンのリモコン信号を送っています。SwitchBot製品の交換対応を報じたテクノエッジの記事でも、スマートスイッチ機器を暖房器具のような発熱する電化製品に使うことは推奨されていない、と注意書きされています。

追記:Amazon Echo(アレクサ)×SwitchBotでエアコンを自動化したら寝室の温度管理が劇的に楽になった

この記事を最初に書いたあと、わが家ではもう一つの音声アシスタント「Amazon Echo(アレクサ)」も導入し、SwitchBotと組み合わせてエアコンの自動化をさらに進めました。とくに寝室の温度管理で大活躍しているので、子育て世帯の方に向けて追記します。

なぜGoogle Nestに加えてAmazon Echoも導入したのか

キッチンにはGoogle Nest Miniを置いていますが、寝室には別途Amazon Echoを置きました。理由は、ベッドに入ったまま「アレクサ、エアコンつけて」と声だけで操作したかったから。スマホを探したり立ち上がったりせずに、横になったまま温度を変えられるのは、想像以上に快適です。

SwitchBotハブと連携してエアコンを自動オン・オフ

仕組みは、SwitchBotハブ(赤外線リモコンを学習させる機器)にエアコンのリモコン信号を覚えさせ、それをアレクサと連携させるだけ。これで「アレクサ、エアコン消して」「アレクサ、寝室を26度にして」といった声の操作ができるようになります。

さらに、SwitchBotの温湿度計と組み合わせると、「室温が28度を超えたら自動でエアコンをオン」「気温が下がったら自動でオフ」といった自動運転が組めます。声で操作する必要すらなく、部屋の温度に合わせて勝手にエアコンが動いてくれるんです。

子どもがいる寝室の温度管理に本当におすすめ

この自動温度管理が、小さい子どもがいる家庭にこそおすすめです。子どもは自分で「暑い」「寒い」とうまく伝えられず、寝ている間に布団を蹴ってしまうこともあります。室温を見て自動でエアコンが調整してくれるので、真夏の寝苦しい夜や、明け方に冷え込む時期でも、子どもの寝室を快適な温度に保てるようになりました。

夜中に「暑くないかな」と何度も様子を見に起きる必要が減り、夫婦の睡眠の質も上がりました。共働きで睡眠時間が削られがちだからこそ、この安心感は大きいです。

導入にかかった費用

追加でかかったのは、Amazon Echo(5,000〜7,000円前後)とSwitchBot温湿度計(2,000円前後)ほど。SwitchBotハブはもともと赤外線リモコン統合用に導入済みだったので、それを活用しました。1万円以下で寝室のエアコン自動化が実現できた計算です。GoogleでもAmazonでも、すでにスマートスピーカーがある家庭なら、SwitchBotハブと温湿度計を足すだけでエアコン自動化に踏み出せます。

まとめ:自動化の可否は「建てる前」にほぼ決まる

  • いちばん効いたのはエアコン:時刻と室温でオンオフさせると、帰宅した時点で部屋が快適になっている
  • テレビ・ロボット掃除機もSwitchBotで操作・自動化できている
  • 電動シャッター(電波式)とダウンライト(壁スイッチ)は動かせなかった。原因は設定ではなく、リモコンの方式
  • これから建てる方は、照明はリモコン対応にできるか、シャッターは連携用の端子を選べるかを打ち合わせで確認しておく

スマート家電は「思ったより使わなかった」が起きやすいジャンルでもあります。高価なものほど、いきなり買わずに試してから決めるのが安全です。我が家がホットクックでやったレンタル→自動買取の流れは「ホットクックはレンタルで試してから買った」に書きました。

出典(2026年10月確認)

  • SwitchBot公式ヘルプセンター「SwitchBot Hub 3 Supported Devices」(赤外線・Bluetooth・RFリモコンの対応表)
  • SwitchBot公式「SwitchBotボット」製品情報(物理スイッチを押して操作する機器)
  • テクノエッジ「SwitchBotプラグミニ交換対応」記事(2024年4月17日。スマートスイッチ機器を発熱する電化製品に使うことは推奨されていない旨の記載)
  • YKK AP公式「シャッターに関するQ&A」(リモコンの通信方式・HEMS連携)

──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!

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