梅雨の部屋干しを完全攻略した話【除湿機を2年使った共働き夫婦のレビュー】
はじめに
「ドラム式洗濯乾燥機があるのに、なんで梅雨はこんなにじめじめするの?」
正直に言うと、我が家は2年前まで毎年6月が憂鬱でした。共働きで外干しはほぼ不可能、ドラム式乾燥機はフル稼働。それでも乾燥機に入れられないニットやシャツ、デリケートな下着の部屋干しで、リビングがじっとり湿っていく感覚……あの不快感がたまらなかったんです。
そんな我が家が、ある年の梅雨入り直前に思い切って「衣類乾燥除湿機」を導入したところ、生活が一変しました。今回は共働き夫婦が除湿機を2年間使ってわかった本音のレビューを、電気代の実測値も含めて全部書いていきます。
「除湿機って本当に必要?」「電気代高くない?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
目次
毎年6月が憂鬱だった理由:梅雨の部屋干し地獄
共働きで「外干しが無理」な我が家の洗濯事情
我が家は夫婦ともにフルタイム勤務。朝は7時半に家を出て、帰宅は早くても19時過ぎです。つまり、朝に洗濯物を外に干して、夕方に取り込むという昭和の必勝パターンは、最初から成立しません。
しかも梅雨の時期は、朝晴れていてもお昼にゲリラ豪雨というのが愛知県あるある。結局、外干しは諦めて「夜に洗濯→ドラム式で乾燥」というルーティンに落ち着いていました。
ドラム式乾燥機でも解決しなかった問題(ニット・シャツ・下着)
ところが、ドラム式洗濯乾燥機は万能じゃないんですよね。
結果、これらは「室内干し」せざるを得ず、リビングの一角に物干しスタンドを広げて干していました。3〜4人分のシャツやニットが部屋に並ぶと、見た目もイマイチだし、湿気で部屋全体がもわっとする。気づくとカーテンの裾にうっすらカビが……という負のスパイラルでした。
除湿機を買おうと決意したきっかけ
決定打は、ある日曜の朝の夫婦喧嘩でした。「この洗濯物、どこに干すの?」「リビングに干したら邪魔って言ったのあなたじゃん」みたいな、しょうもない口論。週末しか家事が回らない共働きにとって、梅雨は地味にメンタルを削ってくるんです。
「もう、家電で解決しよう」。これが我が家の合言葉になり、その夜から除湿機リサーチが始まりました。
除湿機の選び方:コンプレッサー式 vs デシカント式 vs ハイブリッド式
3つの方式の特徴と向いているシーン
調べ始めてまず混乱したのが、除湿機には3つの方式があるということ。簡単にまとめるとこんな感じです。
| 方式 | 除湿能力 | 電気代 | 梅雨・夏向き | 冬向き | 音 |
| コンプレッサー式 | ◎ | ○(安い) | ◎ | △ | やや大きい |
| デシカント式 | ○ | △(高い) | ○ | ◎ | 静か |
| ハイブリッド式 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 中程度 |
6月〜9月の梅雨・夏に使うならコンプレッサー式が最適な理由
我が家が出した結論は「コンプレッサー式一択」でした。理由はシンプルで、
1. 梅雨〜夏の高温多湿に強い(気温が高いほど効率が上がる)
2. 電気代がデシカント式の半分くらい
3. 本体から熱が出にくいので、夏場の室温が上がりにくい
デシカント式はヒーターで湿気を飛ばす仕組みなので、夏に使うと部屋が暑くなるという致命的な弱点があるんです。冬の結露対策ならアリですが、梅雨対策なら絶対コンプレッサー式。
広い家(100平米以上)に必要な除湿能力の目安
我が家は140平米の注文住宅。リビング+脱衣所をカバーしたかったので、「1日あたり除湿量10L以上」を基準に選びました。木造の場合、目安として「除湿能力 = 干したい部屋の畳数 ÷ 1.5」くらいで考えるとちょうど良いです(LDK20畳なら除湿能力13L/日くらい)。
実際に購入した除湿機とその理由【2年間レビュー】
選んだ機種と購入金額
我が家が選んだのは、シャープのプラズマクラスター搭載・衣類乾燥除湿機(コンプレッサー式・除湿能力11L/日のモデル)。楽天市場のスーパーセール時に42,800円で購入しました。
ぶっちゃけ、1週間以上比較サイトを見すぎて「もういいから決めて!」と妻に怒られたのは内緒です。
開封・設置の流れと使い始めて気づいたこと
設置は驚くほど簡単。本体にキャスターが付いているので、リビング→脱衣所→寝室と移動できます。コンセントに挿して、洗濯物の下に置いて、「衣類乾燥モード」を押すだけ。
初めて稼働させた夜、寝る前にタンクを見たら2時間で約1.5Lの水が溜まっていました。「え、空気からこんなに水出るの?」と夫婦で軽くドン引きしたのを覚えています。これがあのジメジメの正体か……と。
部屋干し乾燥時間の変化(使用前後の比較)
体感の変化はこんな感じです。
夜21時に干して、24時にはほぼ乾いている。これは本当に革命でした。
除湿機の電気代は高くない?2年間の実測データ
1時間あたりの消費電力と電気代の計算方法
我が家のモデルは衣類乾燥モードで約280W。中部電力の従量電灯B(27円/kWh)で計算すると、
梅雨シーズン(6〜7月)の月間追加電気代の実測値
スマートプラグで実測したところ、梅雨時期は1日あたり平均5〜6時間稼働でした。
「月1,000〜1,300円で梅雨のストレスが消える」と考えたら、正直安すぎます。コンビニコーヒー1日1杯我慢するレベル。
ドラム式乾燥機との電気代比較
ちなみに、ドラム式乾燥機を1回追加で回すと約35円。乾燥機NGの服を無理に乾燥機にかけてダメにしたら、買い直し代のほうがよほど高いです。
除湿機を使いはじめて変わった梅雨の生活
衣類の乾燥時間が大幅に短縮された
最大のメリットはこれ。夜干して朝畳めるルーティンが確立し、洗濯物が部屋に居座る時間がほぼゼロになりました。
カビ・結露の問題が解消された
以前は梅雨明けにカーテンの裾やお風呂のドアパッキンにカビが出ていましたが、除湿機を導入してからの2年間、カビ発生ゼロです。家を建てるのにこだわった注文住宅を、湿気で痛めずに済むのは本当に大きい。
「梅雨が怖くなくなった」心理的な変化
これは数字には出ない部分ですが、梅雨入りのニュースを見ても憂鬱にならなくなったんです。「ふーん、明日から雨か。除湿機回しとこ」くらいのテンション。夫婦の「洗濯物どこに干す?」論争も完全消滅しました。
まとめ:共働き家庭には除湿機は必需品だと気づいた理由
2年使った結論を一言でまとめると、「ドラム式洗濯乾燥機を持っていても、除湿機は別物として必要」です。
価格帯としては、エントリーモデルなら15,000〜25,000円、しっかりした衣類乾燥対応モデルで30,000〜50,000円。梅雨入りしてからだと人気機種は在庫切れになるので、5月〜6月上旬の準備が鉄則です。我が家も1年目はギリギリで焦りました。
「今年こそ梅雨を快適に乗り切りたい」と思っている共働きのご家庭、本当に騙されたと思って1台導入してみてください。きっと「もっと早く買えばよかった」と思うはずです。

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