食洗機の洗剤って、結局どれを選べばいいの?正直に言うと、我が家もずっと迷っていました。
先に結論をお伝えします。洗浄力を重視してアルカリ性のタブレット洗剤を約1年使ったら、ティファールの鍋(IH用)が腐食しました。そのあと中性洗剤(キュキュット食洗機用)に変えたところ、調理器具が傷まなくなり、しかも洗浄力も十分だったんです。
この記事では、愛知県名古屋市で注文住宅を建てた30代共働き夫婦が、実際に2種類の洗剤を使い比べて分かった「アルカリ性と中性の違い」「鍋が腐食する理由」「結局どっちを選べばいいか」を、本音の体験談としてお話しします。食洗機は毎日使う家電だからこそ、洗剤選びを間違えると地味に後悔します。同じ失敗をしてほしくないので、写真付きで正直に書いていきますね。
我が家の食洗機は「ミーレの45cm」です
まず前提として、我が家が使っている食洗機を軽く紹介します。詳しいレビューは別記事に書いているので、ここではサラッと。
以前は日本製の引き出しタイプ(深型)を使っていたのですが、深型でも食器が全然入りませんでした。共働きで食器がたまりがちな我が家には容量が足りなかったんです。そこで約20万円の追加費用でミーレの45cm幅に入れ替えました。45cmの小さいサイズなのに、これがめちゃくちゃ入る。約40分で洗えるので、手洗いはほぼしなくなりました。
ミーレ本体については「共働き夫婦がミーレ食洗機を2年使った正直レビュー」や「ミーレ vs 国産ビルトイン食洗機比較」で詳しく書いているので、本体選びで迷っている方はそちらをどうぞ。この記事はあくまで「洗剤」の話に絞っていきます。
ちなみにミーレに限らず、ビルトイン食洗機を使っている方なら洗剤の選び方は共通の悩みだと思うので、国産食洗機をお使いの方にも役立つ内容です。
はた夫
らく子失敗談:洗浄力に全振りしてアルカリ性タブレットを約1年使った結果
食洗機を新しくしたとき、私が真っ先に考えたのは「とにかくよく落ちる洗剤がいい」ということでした。せっかく高い食洗機を入れたんだから、洗浄力に全振りしたい。そう思って選んだのが、finish(フィニッシュ)のオールインワン タブレット洗剤(58個入り)です。
正直に言うと、洗浄力は文句なしでした。油汚れもこびりついたご飯粒もしっかり落ちて、「やっぱりタブレットは強いな」と満足していたんです。約1年、ほぼ毎日このタブレットを使い続けました。
異変:ティファールの鍋(IH用)が腐食した
ところが、です。気づいたらティファールの鍋(IH用)が腐食していました。表面が白っぽくザラザラになって、明らかに金属がやられている。最初は「なんで?」と原因が分からなかったのですが、調べてみてようやく理解しました。
finishのようなオールインワンタブレットは、洗浄力を出すために強いアルカリ性になっています。一方、アルミやテフロン加工の調理器具(ティファールなど)は、酸やアルカリに弱い素材です。強アルカリの洗剤で繰り返し洗うと、表面のアルマイト被膜が化学反応を起こして溶け、白く変色したり腐食したりするんですね。
メーカーや専門サイトでも「アルミ製品は食洗機(の専用洗剤)で洗うと変色・腐食する恐れがある」と注意喚起されています。つまり私は、洗浄力を求めるあまり、知らないうちに鍋を毎日アルカリで攻撃していたわけです。これは完全に下調べ不足の失敗でした。
正解だった話:中性洗剤(キュキュット食洗機用)に変えたら解決
鍋の腐食を受けて、洗剤を見直すことにしました。次に選んだのが、花王のキュキュット クリア除菌 食洗機用(450g・中性ジェルタイプ)です。
これに変えてから、調理器具が傷まなくなりました。中性なので金属への攻撃性が低く、ティファールの鍋もそれ以上は悪化していません。そして一番心配だった洗浄力ですが、正直、これで十分でした。日常的な食器や油汚れなら中性洗剤でしっかり落ちます。「アルカリ性じゃないと落ちないんじゃないか」という不安は、使ってみたら杞憂だったんです。
意外だったのは、ジェルタイプの使い勝手の良さです。投入口に入れる量を調整できるので、汚れが軽い日は少なめにと加減できる。タブレットは1個ドンと固定だったので、ここは中性ジェルの地味な利点でした。
結論として、調理器具を傷めたくない人には中性洗剤がおすすめです。我が家の場合は、これが正解でした。
アルカリ性洗剤と中性洗剤の違いを比較表でまとめました
ここまでの内容を、我が家の体験ベースで表にまとめます。あくまで「使ってみた感想」なので参考程度にどうぞ。
| 項目 | アルカリ性タブレット(finish) | 中性ジェル(キュキュット食洗機用) |
| 洗浄力 | 非常に高い。こびりつきも強い | 日常使いには十分 |
| 調理器具へのやさしさ | アルミ・テフロンが腐食する恐れ | 傷みにくい |
| 鍋(ティファールIU用)の影響 | 約1年で腐食した | それ以上悪化しなかった |
| 投入量の調整 | しにくい(1個固定) | しやすい(ジェルで加減できる) |
| 我が家の使用期間 | 約1年 | 現在も継続中 |
| こんな人向け | とにかく洗浄力最優先、アルミ鍋を入れない人 | 調理器具も食洗機に入れたい人 |
※あくまで我が家の使用環境での体感です。お使いの食洗機・水質・食器の素材によって結果は変わる可能性があります。
アルカリ性洗剤を使うなら知っておきたい注意点
「やっぱり洗浄力が高いアルカリ性を使いたい」という方もいると思います。我が家の失敗を踏まえて、アルカリ性を使う場合の注意点を3つ挙げておきます。
ひとつめは、アルミ・テフロン加工の調理器具は食洗機に入れないこと。ティファールのフライパンや鍋、アルミの弁当箱などは、強アルカリで腐食します。これらは手洗いに回すのが無難です。
ふたつめは、素材表示を確認すること。食器や調理器具には「食洗機対応」と書かれているものがありますが、これはあくまで一般的な使用を想定したもの。強アルカリ洗剤との相性まで保証しているわけではないので、心配なものは入れない判断も必要です。
みっつめは、腐食は元に戻らないということ。一度白く変色・腐食した金属は、基本的にきれいには戻りません。私のティファールの鍋も結局そのままです。「気づいたときには手遅れ」になりやすいので、心配なら最初から中性を選ぶほうが安全だと感じました。
なお、食洗機の電気代・水道代を抑える使い方については「食洗機の正しい使い方と節電術」にまとめているので、ランニングコストが気になる方はあわせて読んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 食洗機の洗剤は結局、中性とアルカリ性どちらがいいですか?
A. 我が家の場合は、調理器具も一緒に洗いたいので中性洗剤を選びました。アルミやテフロンの鍋を食洗機に入れる予定があるなら中性が安心です。逆にそうした調理器具を入れず、食器中心で洗浄力を最優先したいならアルカリ性も選択肢になります。
Q. なぜアルカリ性洗剤でティファールの鍋が腐食するのですか?
A. アルミやテフロン加工の素材は酸・アルカリに弱く、強アルカリ性の洗剤で繰り返し洗うと表面の被膜が化学反応で溶け、白く変色したり腐食したりするためです。我が家は約1年でこの症状が出ました。
Q. 中性洗剤だと洗浄力が足りないのでは?
A. 使う前は私もそう不安でしたが、実際にキュキュット食洗機用に変えてみたら、日常の食器や油汚れは問題なく落ちました。よほど焦げついた鍋でない限り、中性で十分という印象です。
Q. タブレットとジェル、どちらが使いやすいですか?
A. 好みによります。タブレットは1個入れるだけで手間がなく、ジェルは汚れ具合で量を調整できます。我が家は加減できるジェルが今は気に入っています。
Q. すでに腐食してしまった鍋は元に戻りますか?
A. 基本的に元には戻りませんでした。我が家のティファールの鍋もそのままです。腐食する前に洗剤を見直すのが一番です。
まとめ:調理器具も洗うなら中性洗剤が安心でした
最後に、この記事の結論をもう一度整理します。
- 洗浄力に全振りしてアルカリ性タブレット(finish)を約1年使ったら、ティファールの鍋(IH用)が腐食した
- 中性洗剤(キュキュット食洗機用)に変えたら、調理器具が傷まなくなり、洗浄力も十分だった
- アルミ・テフロンの調理器具を食洗機に入れるなら、中性洗剤のほうが安心
我が家の場合は、洗剤を中性に変えるだけで「鍋が傷む悩み」がなくなりました。食洗機は毎日使う家電なので、洗剤選びは想像以上に生活の満足度に効いてきます。
これから食洗機の洗剤を選ぶ方は、まず自分が食洗機に入れる調理器具の素材を確認してみてください。アルミやテフロンの鍋を入れるなら、最初から中性洗剤を選んでおくと、私のような失敗をせずに済むはずです。
食洗機そのものの選び方で迷っている方は「ミーレ vs 国産ビルトイン食洗機比較」も参考にしてみてくださいね。
──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!


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