「一括資料請求は便利そうだけど、営業電話がしつこそうで怖い」——共働きで日中は電話に出られない家庭ほど、この不安で資料請求のボタンを押せずに止まってしまいがちです。結論から言うと、電話は「来る前提」で、来る量を減らすのが現実的な対処です。どのサービスにも自由記入の要望欄があり、そこに連絡方法を先に書けるからです。この記事では主要7サービスの「要望欄の有無」「連絡方法を指定できるか」を並べ、電話を減らす3つのコツと、来てしまったときの断り方の定型文までまとめます。情報は2026年9月時点のものです。
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らく子
はた夫一括資料請求で営業電話が来るのはなぜか
まず知っておきたいのは、電話をかけてくるのは資料請求サービスの運営会社ではなく、あなたが「資料が欲しい」と選んだ各住宅会社だという点です。
一括資料請求サービスは、入力された希望条件を提携先のハウスメーカー・工務店に取り次ぐ「窓口」の役割です。資料を送るために住所や連絡先が各社に渡り、会社によっては「間取り希望を詳しく聞きたい」「土地の有無を確認したい」といった理由で確認の電話を入れてきます。タウンライフ家づくりの利用者報告記事によると、電話の多くは「より正確なプランを作るための確認連絡」だそうです。連絡してくるのも、基本的には自分で選んだ会社に限られる、と説明されています(タウンライフ家づくりの営業電話に関する解説記事、2026年9月確認)。
つまり、電話の相手は自分が選んだ会社の数だけいるということです。裏を返せば、請求する会社数を絞り、要望欄で連絡方法を指定しておけば、電話の量はある程度コントロールできます。
主要7サービスの連絡方法・要望欄 比較表(2026年9月確認)
各サービスの公式サイト・ヘルプと利用者報告をもとに、「自由記入の要望欄があるか」「連絡方法の希望を出せるか」「サービスの型(一括請求型か相談窓口型か)」を整理しました。
| サービス | 要望欄・備考欄 | 連絡方法の指定 | 特徴・請求数の目安 |
| タウンライフ家づくり | あり(間取り・予算・要望を自由記入) | 要望欄に「メール希望・電話不可」と記入して対応 | 間取りプラン・資金計画も一緒に依頼できる。提携社から選択 |
| SUUMO注文住宅 | あり(カタログ請求フォーム内) | 要望欄に記入して対応。連絡先はカタログ送付のため各社に渡る | カタログは1社3冊まで・1回30冊まで請求可(公式ヘルプ) |
| LIFULL HOME'S | あり(備考・要望欄) | 「カタログ請求のみ・営業連絡は控えてほしい」と記入して対応 | エリアと価格帯で提携社を絞り込み。取扱い社数が多い |
| HOME4U 家づくりのとびら | あり(相談時のヒアリング項目) | カタログ一括請求と、無料オンライン相談の2経路がある | 相談経由なら初期のやり取りをアドバイザーに寄せられる |
| 持ち家計画 | あり(要望・質問の記入欄) | 「電話連絡は不要」と入力すると控える会社もある | 会員登録不要で一括請求可。オリジナル資料「7つの秘策」等の特典あり |
| ハウジングバザール | あり(資料・小冊子の請求フォーム) | 要望欄で指定。運営が間に入るので連絡が過剰なら本部に相談できる | 全国の工務店に一括請求。元住宅会社スタッフが作った無料小冊子がもらえる |
| すまいのいろはPlus | あり(無料相談の申込フォーム) | 相談から入るので、最初に連絡方法をすり合わせやすい | 何度でも無料。相談料・紹介料・成約手数料なしの住まい相談窓口 |
出典:各サービスの公式サイト・ヘルプ・請求フォームの記入項目、および利用者の報告記事(下部の「出典」参照。いずれも2026年9月確認)。連絡の量や対応は各住宅会社の方針によって変わり、サービス側が一律に保証するものではありません。仕様も変更される場合があるため、申込前に各フォームの最新の記入項目をご確認ください。
表から読み取れる共通点は3つです。
- どのサービスにも自由記入の要望欄がある(ここが最重要。使わない手はありません)
- 「相談窓口型」(HOME4U・すまいのいろはPlus)は、最初の窓口がアドバイザー1人に集約されるので、いきなり複数社から連絡が来る形にはなりにくい
- どのサービスでも「電話がゼロになる」保証はない。減らせるかどうかは、要望欄に何を書いたかで決まる部分が大きい
営業電話を減らす3つのコツ
1. 要望欄に「メール希望・電話不可」と最初に書く
一番効くのがこれです。タウンライフ家づくりや持ち家計画の利用者報告記事では、「要望欄にメール希望と書いたら電話が来なかった」という声が紹介されています。逆に何も書かなければ、会社側は「電話してよい相手」として扱うのが自然です。希望を伝えていない以上、断る根拠もありません。
記入例:「共働きで日中は電話に出られません。ご連絡はメールでお願いします。電話が必要な場合は事前にメールで日時をご相談ください。」
2. 請求する会社数を3〜4社に絞る
「せっかくだから」と10社以上請求すると、当然そのぶん連絡も増えます。価格帯の違う会社(ローコスト・ミドル・大手)を3〜4社に絞れば、比較の材料は十分そろい、連絡の総量も抑えられます。
3. 対応できる時間帯を先に伝えておく
「連絡は平日20時以降か土日の午前中に」と具体的に書いておきます。時間の希望まで示せば、合わせて連絡してくれる会社も出てきます。何より、こちらが着信に身構えなくて済むのが大きい。共働きの「今出られない」というストレスは、これだけでかなり減ります。
それでも資料請求をしたほうがいい理由
営業電話の不安はあっても、資料請求そのものは比較検討の効率を大きく上げます。
- 相場観がつかめる:複数社の坪単価・標準仕様を横並びで見ると、適正価格の幅が分かる
- 展示場を回る回数を減らせる:先に候補を2〜3社へ絞れるので、土日が何週も潰れない
- 標準仕様の差が見える:同じ坪単価でも断熱・窓・キッチンのグレードは会社でまったく違う
らく子共働き夫婦のずぼら資料請求術
- 申し込みは平日夜か週末に、夫婦一緒に:予算の上限と譲れない条件3つを決めてからフォームに入力すると、要望欄が具体的に書ける
- 専用のフリーメールを1つ用意:資料請求関連のメールをそこに集約すると、普段のメールが埋もれない
- 着信を受けても慌てない:出られなければ折り返さず、届いたメールに「メールでお願いします」と一度返信すれば十分
- 1週間後にまとめて比較:届いた資料を週末に並べ、候補を2社に絞る。ここまで来れば営業対応のペースを自分たちで握れる
営業電話が来たときの断り方(そのまま使える定型文)
丁寧に、しかしはっきり意思を伝えるのがコツです。
- 今は情報収集中のとき:「ありがとうございます。今は複数社の資料を比較している段階なので、こちらから連絡が必要になったらご相談します。それまではメールでいただけると助かります。」
- 候補から外すと決めたとき:「検討しましたが、今回は他社にお願いすることにしました。今後のご連絡は不要です。ありがとうございました。」
- しつこいと感じたとき:「これ以上のお電話は控えていただけますか。必要があればこちらから連絡します。」
はっきり断ったあとも電話が続く場合は、自分で対応を抱え込まず、資料請求サービスの運営元に連絡してください。ハウジングバザールのように「しつこい営業があれば本部へ」と案内している運営もあり、間に入ってもらえます。個人対会社で押し切られるより、窓口を使うほうが早く止まります。
【実体験】相見積もりで学んだ「営業の作法」——引っ越し業者で痛い目を見た話
先に正直に書いておきます。ここから書くのは、ハウスメーカーの一括資料請求そのものの体験ではありません。私が実際に消耗したのは引っ越し業者の相見積もりです。
ただ、やっていることの構造はまったく同じでした。複数社に声をかけ、営業が訪問してきて、その場で決めさせようとしてくる。ハウスメーカー選びでも同じことが起きるので、先に知っておくと消耗せずに済みます。
3社に見積もりを頼んだら、それだけで1日つぶれた
引っ越しのとき、複数見積もりのサービスを使って3社に依頼しました。実際に起きたことはこうです。
- 営業が部屋まで来て、荷物を見て、金額を出すまでで約30分
- そこから「今決めてもらえれば1万円値引きできます」と交渉が始まる
- 断ろうとすると「いけるか上司に確認しますね」「なんとか、ここまでなら…」と、なかなか引き下がらない
- 時間が重ならないように予約するので、3社まわると、それだけで1日が終わる
- 各社がサービス説明もしてくるので、頭がパンパンになる。しかも社名が似ている会社があって、後から思い出せなくなる
3社の見積もりが出そろってから各社に電話すると、今度は「あっちはいくらって言ってますか?」「そこまでなら下げられます」「時間指定じゃなければ、あと2万円下げられます」と、電話での値下げ合戦が始まりました。
結果:最初の提示 約20万円 → 最終 8万5,000円
同じ荷物、同じ引っ越しで11万5,000円の差です。最初の見積もりは「これでいけたらラッキー」くらいの価格なんだな、と実感しました。
「今決めてもらえるなら」の金額は、後日ふつうに出てきました
ここがいちばん伝えたいところです。訪問のときに「今決めてもらえるなら、この金額になります」と言われた価格が、結局あとから、同じ金額で提示されました。
つまり「今だけ」は、今だけではなかったということです。急かされている感覚があるときは、たいてい急ぐ必要はありません。
実際、家を建てるときも「具体的に検討したのは3社」でした
この作法は、引っ越しで学んだあと、そのままハウスメーカー選びでも使いました。我が家が具体的に検討したのは3社です。
| メーカー | 坪単価の目安 | 位置づけ |
|---|---|---|
| アサヒグローバルホーム | 約45〜63万円 | ローコスト〜ミドルのコスパ型(最終的にここで契約) |
| アイ工務店 | 約55〜85万円 | ミドル・自由設計に強み |
| 一条工務店 | 約80〜105万円 | 高断熱・高性能 |
ポイントは、この3社が価格帯も得意分野もバラバラだったことです。似た会社を3社並べても比較になりません。「軸が違う会社を2〜3社」にすると、自分が何を優先したいのかが逆に見えてきます。我が家の場合は、この比較を通じて「断熱・気密は譲れない」という軸がはっきりしました。
資料請求で10社ぶんのカタログが届いても、実際に話を聞きに行けるのはせいぜいこのくらいです。カタログは絞るために読む——ここに尽きます。
この経験から決めた、3つの作法
- 必ず複数社に見積もりを取り、交渉する。1社だけだと、それが高いのか安いのかを判断する材料がありません。
- ただし、やみくもに増やさない。本命2〜3社に絞って競合してもらう。「相見積もりは多いほどいい」と言われがちですが、1社ごとに時間と気力を持っていかれます。数を増やすほど、判断力のほうが先に尽きます。
- その場では絶対に決めない。必ず持ち帰って比較する。即決を促してくるのは、他社と比べられる前に決めたいからです。
一括資料請求が効くのは、まさにこの2番目のためです。いきなり全社と会うのではなく、家でカタログを比べて、実際に会う相手を2〜3社に絞る。そのための道具として使うのがいちばん無駄がありません。共働きで土日が貴重なら、なおさらです。
逆に言えば、資料を取り寄せただけで満足してしまったり、届いた全社と会おうとしたりすると、引っ越しのときの私と同じように消耗します。絞るために使う、と決めておいてください。
※特定の会社を批判する意図はありません。こうした進め方はよくある商習慣なので、こちら側が作法を知っておけば消耗せずに済む、という話として書いています。
カタログで比較すべき5つのポイント
| 比較ポイント | 見るべき理由 |
|---|---|
| 坪単価と算出基準 | 延床面積か施工面積かで数字が変わる。基準を揃えて比較する |
| 標準仕様の中身 | 同じ坪単価でもキッチン・断熱・窓のグレードが会社で大きく違う |
| 構造・工法 | 木造・鉄骨などで耐震性やコスト構造が異なる |
| 保証・アフター | 初期保証年数・定期点検の頻度・延長条件は長い目で効いてくる |
| 総額の目安 | 本体価格に付帯工事・諸費用を足した「総額」で見る |
ハウスメーカー選びで確認すべきポイント6つ
- 予算内で建てられるか(総額・月々の返済額から逆算)
- 耐震性能・断熱性能(等級や実測値で確認)
- 間取りの自由度(規格型か自由設計か)
- 標準仕様の充実度(オプション追加でいくら上がるか)
- 保証とアフターサポート(初期保証・定期点検・延長条件)
- 施工エリアと実績(自分の地域で建てているか)
資料が届いたら:展示場に行く前の準備
資料で候補を絞ったら、展示場に行く前に次の準備をしておくと、当日を効率よく使えます。
- 予算の上限を夫婦で決めておく:月々の返済可能額から逆算し、「これ以上は出さない」ラインを共有しておく
- 譲れない条件を3つに絞る:耐震性・間取り・予算・立地などから、優先順位の高いものを明確にする
- 気になる点をメモしておく:カタログを読んで生まれた疑問を書き出し、当日まとめて質問する
- 訪問は本命2〜3社に絞る:1日に何社も回ると疲れて判断が鈍る。共働きなら数を絞って集中するのが正解
この準備をしておくだけで、営業トークのペースに巻き込まれず、自分たちの基準で冷静に比較できます。
よくある質問
Q. 資料請求だけして契約しなくても大丈夫?
A. 問題ありません。資料請求は情報収集の段階で、契約義務は一切ありません。相場観をつかむ道具として気軽に使って大丈夫です。
Q. 要望欄に「電話不可」と書けば絶対に電話は来ない?
A. 「絶対」ではありません。会社の方針によっては確認の電話を入れることがあります。ただし利用者報告記事では、要望欄にメール希望と明記した場合に電話が来なかったという声が紹介されています。書かないよりは期待できる、というのが実際のところです。
Q. 何社くらい請求すればいい?
A. 価格帯の違う3〜4社を目安にすると、連絡の量を抑えつつ比較の材料がそろいます。ローコスト・ミドル・大手を1社ずつ混ぜると違いが分かりやすくなります。
Q. 相談窓口型(HOME4U・すまいのいろはPlus)と一括請求型はどっちがいい?
A. 各社と直接やり取りしたくない、何から始めるか分からない、という段階なら相談窓口型が向いています。すでに気になる会社が数社あるなら一括請求型で資料を取り寄せて比較するのが早いです。両方を目的別に使い分けても構いません。
まとめ
一括資料請求の営業電話は、「請求社数を3〜4社に絞る」「要望欄にメール希望と最初に書く」「対応できる時間帯を伝える」の3つでかなりコントロールできます。電話が怖いからと資料請求そのものを避けてしまうと、相場観がつかめないまま展示場巡りで消耗しがちです。
まずは要望欄に希望の連絡方法を書いて、1〜2サービスから気になる会社の資料を取り寄せてみてください。
まずは連絡方法を指定して取り寄せてみる
要望欄に「メール希望・電話は控えめに」と書いてから請求すれば、共働きでも負担は小さく抑えられます。いずれも入力は数分・無料です。
▶ 持ち家計画(会員登録不要・オリジナル資料の特典つき)
▶ ハウジングバザール(全国の工務店に一括請求・無料小冊子つき)
▶ すまいのいろはPlus(何度でも無料の相談窓口。まず相談から入りたい人向け)
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──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!
出典(2026年9月確認)
公式サイト(サービス内容・請求ルール)
- SUUMO注文住宅のカタログ請求ルール(1社3冊・1回30冊まで):SUUMO注文住宅 ヘルプ、まとめてカタログ請求サービス
- ハウジングバザールのサービス内容(全国の工務店への一括資料請求・無料小冊子):ハウジングバザール公式「ハウジングバザールとは?」
- すまいのいろはPlusのサービス内容(何度でも無料・相談料/紹介料/成約手数料なし):すまいのいろはPlus 公式
- HOME4U 家づくりのとびらの相談窓口:HOME4U 家づくりのとびら 公式コンテンツ
利用者報告記事(連絡の実際・要望欄の効き方)
- タウンライフ家づくりの営業電話・要望欄の扱い:タウンライフ家づくりを利用すると営業電話がくる?(ourl.jp)、ハウスメーカーからの電話ってどうなの?(みん評)
- LIFULL HOME'Sの備考欄での連絡方法指定:LIFULL HOME'Sの資料請求を元営業マンが解説(HLT)
- 持ち家計画の連絡方法・要望欄・特典:持ち家計画の口コミは悪い?営業電話の有無(yu-channozakkiblog)
- ハウジングバザールの連絡頻度と本部への相談窓口:ハウジングバザールの評判口コミ、資料請求でしつこい営業はある?
※利用者報告記事は個人の体験に基づく情報です。当ブログでこれらのサービスの申込を検証したものではなく、実際の連絡の有無・頻度は請求先の住宅会社によって変わります。
📚 資料請求のあと、実際の打ち合わせはどう進むのか気になる方へ。契約から引き渡しまでの流れを実日程でまとめた「共働きの家づくりスケジュールは大変?契約から引き渡しまで8か月半の全日程」もあわせてどうぞ。


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