「子ども部屋は4.5畳で十分」という意見を、最近よく見かけます。家の広さにはお金がかかるので(家の広さにいくら払ってる?1畳あたりの家賃・建築費・税金を計算)、その考え方にはうなずけるところも多いです。
そのうえで、我が家は子ども部屋を6畳×2部屋にしました。2年住んだ今の結論は「子ども部屋は6畳でよかった」です。この記事では、子どもがまだ自分の部屋を使わない今、6畳の2部屋をどう使っているか、4.5畳だったら何が困ったかを、実際の使い方から書きます。あわせて、2階に作った10畳のホールの使い道も紹介します。
結論(我が家の場合)
- 子ども部屋は6畳×2。今は「夫婦の寝室を分ける部屋」と「祖母が泊まる部屋(ときどき書斎)」として使っている
- 4.5畳だと、ベッド+ベビーベッド+机を置いたときに手狭になる。体調を崩して隔離するときも、6畳あると気持ちが詰まらない
- 2階ホール10畳は第2のリビング兼、子どもの遊び場。リビングに置くと邪魔な大きいおもちゃの置き場になっている
- ただし「広さを削れたかも」と思う場所もある。それは子ども部屋ではなく水まわりだった
はた夫
らく子我が家の2階の間取り
| 場所 | 広さ | 今の使い方 |
|---|---|---|
| 子ども部屋① | 6畳 | 夫婦の寝室を分けるための部屋(親の片方が寝る) |
| 子ども部屋② | 6畳 | 祖母が泊まりに来たときの部屋。ふだんは書斎代わりにも |
| 2階ホール | 10畳 | 第2のリビング兼、子どもの遊び場 |
間取りは3LDK・延床約140㎡です。4LDKにはせず、部屋数を増やさないかわりに1部屋を大きくし、2階に広いホールを取りました。その考え方は注文住宅の間取りで後悔したこと・やってよかったことに書いています。
子ども部屋を、子どもが使う前にどう使っているか
1つ目:夫婦の寝室を分ける部屋
我が家は今、夫婦が別々の部屋で寝ています。子どもが生まれる前は一緒に寝ていましたが、夜泣きが始まってから、2人とも寝不足で共倒れしないように寝室を分けました。その「もう1つの寝室」が、子ども部屋の1つです。
共働きだと、翌日も2人とも仕事です。どちらか1人でもまとまって眠れる日をつくれるかどうかで、毎日のしんどさがかなり変わりました。子どもが小さいうちは、子ども部屋が「親の寝室」として働く——これは建てる前には想像していなかった使い方です。
2つ目:祖母が泊まりに来る部屋(ときどき書斎)
もう1つの子ども部屋は、祖母が泊まりに来たときに使ってもらう部屋になっています。客間を別に作らなくても、子どもが使うまでの間は泊まる部屋として使えます。ふだんは書斎代わりに、たまに勉強したり本を読んだりしています。
4.5畳だったら、何が困ったか
使ってみて、「4.5畳だったら困っただろうな」と思う場面が3つあります。
1. ベッド+ベビーベッド+机を置くと手狭になる
たとえば下の子が生まれたら、赤ちゃんと親のどちらかが子ども部屋で寝ることになります。そのときに置くのは、大人用のベッド・ベビーベッド・机です。ざっくり計算すると、こうなります。
| 置くもの | 大きさの目安 | 床面積 |
|---|---|---|
| シングルベッド | 約97×195cm | 約1.9㎡ |
| ベビーベッド(標準サイズ) | 約75×125cm | 約0.9㎡ |
| 机 | 約100×60cm | 約0.6㎡ |
| 合計 | 約3.4㎡ |
4.5畳は約7.3㎡、6畳は約9.7㎡です(1畳=約1.62㎡で計算)。家具だけで、4.5畳なら床のほぼ半分、6畳なら3分の1ほどが埋まります。ここにドアの開け閉め、ベビーベッドの周りでおむつを替えるスペース、夜中に抱っこして歩くスペースが要ると考えると、4.5畳はかなり手狭です。
※家具の大きさは一般的な目安です。収納(クローゼット)は部屋の畳数とは別に計算しています。
2. 書斎として使うときの余裕
書斎代わりに使っているときも、6畳あると空間に余裕を感じます。机を置いても、圧迫感がありません。
3. 体調を崩して隔離するとき、気持ちが詰まらない
インフルエンザなどで家族の誰かを隔離するとき、数日間その部屋で過ごすことになります。6畳あると、閉じこもっていても鬱々としないだけの広さがあります。4.5畳だと、ベッドに寝ているしかない部屋になりがちです。
はた夫2階ホール10畳は「第2のリビング」になった
2階のホール(10畳)は、もともとグランドピアノを置く前提で作った空間です(グランドピアノを置く前提で注文住宅を建てた)。部屋にせず、用途を決めない「ホール」にしておいたことで、今はこんなふうに使っています。
- 第2のリビング兼、子どもの遊び場
- リビングに置くと邪魔な大きいおもちゃ(子ども用の滑り台、おままごとのキッチンセットなど)の置き場
- 「2軍」のおもちゃ置き場。たまにしか遊ばないものを2階に移しておく
今はここにアップライトの電子ピアノも置いています。もともとはグランドピアノを置く予定でしたが、遊び場として役に立っているので、スペースをグランドピアノに割くのはやめて、とりあえずアップライトにしました。
子どもはリビングでも十分遊べています。ただ、大きいおもちゃをリビングに出しっぱなしにしないで済むのは、2階ホールのおかげです。リビングを広く感じさせる工夫(19.5畳のリビングを広く見せた10のこと)が崩れずにいられるのも、この「逃がし先」があるからだと思っています。
正直に:削れたかもと思うのは、子ども部屋ではなく水まわり
我が家の延床は、注文住宅の全国平均より約22㎡広いです。満足はしていますが、少し削ることはできたかもしれない、とも思っています。
ただ、削れたかもと思うのは子ども部屋ではありません。ランドリールーム(4畳)は3畳でも十分だったかもしれないし、脱衣室(2畳)も1.5畳でよかったかもしれない。逆に子ども部屋の6畳は、子どもが使う前から毎日のように役に立っています。
同じ「広さ」でも、使い道がいくつもある部屋の広さは効き、用途が1つの場所の広さは余りやすい——2年住んで、そう感じています。
子ども部屋の広さを決める前に、考えておきたいこと
- 子どもが自分の部屋として使い始めるまでの何年か、その部屋を何に使うか(親の寝室・来客・書斎)
- 夜泣きの時期に夫婦の寝室を分ける可能性はあるか
- きょうだいが増えたとき、赤ちゃんと親がその部屋で寝ることはありそうか(ベッド+ベビーベッド+机が置けるか)
- 泊まりに来る家族はいるか(客間を作らずに済むか)
- 体調を崩した家族を隔離する部屋として使えるか
- 部屋を増やすかわりに、用途を決めないホール(余白)を取る選択肢はないか
よくある質問(FAQ)
Q1. 子ども部屋は4.5畳と6畳、どちらがいいですか?
子どもが自分の部屋として使う時期だけを考えるなら、4.5畳でも足りる家庭は多いと思います。我が家が6畳でよかったと感じているのは、子どもが使う前の何年か、親の寝室や来客用として使っているからです。その期間の使い方まで考えて決めるのがおすすめです。
Q2. 4LDKではなく3LDKにして後悔していませんか?
していません。部屋数を増やすかわりに子ども部屋を6畳にし、2階に10畳のホールを取りました。用途を決めない空間のほうが、家族の変化に合わせて使い方を変えられています。
Q3. 2階のホールを広くすると、何に使えますか?
我が家では第2のリビング兼、子どもの遊び場です。滑り台やおままごとのキッチンセットのように、リビングに置くと邪魔な大きいおもちゃの置き場にもなっています。
まとめ
- 子ども部屋は6畳×2。今は夫婦の寝室を分ける部屋と祖母が泊まる部屋として、毎日のように役に立っている
- 4.5畳だと、ベッド+ベビーベッド+机で床の約半分が埋まる。隔離や書斎の使い方でも6畳の余裕が効いた
- 2階ホール10畳は、第2のリビング兼、大きいおもちゃの置き場
- 削れたかもと思うのは、用途が1つの水まわり。使い道がいくつもある部屋の広さは、余りにくい
出典
- 部屋の使い方・感じ方は、すべて筆者宅(3LDK・延床約140㎡)の実体験です
- 家具の大きさは一般的な目安(シングルベッド約97×195cm、標準サイズのベビーベッド約75×125cm)。1畳=約1.62㎡で換算
──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。


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