注文住宅の収納計画、後悔した5つのこと【共働き夫婦が入居1年後に振り返る】

間取り収納

はじめに

注文住宅を建てるとき、いちばん時間をかけて検討したのが「収納」でした。共働きで時間に余裕がないからこそ、家の中をすっきり保ちたい。そう思って間取り図と何度もにらめっこしたのに、入居して1年経った今、正直に言うと「ああ、ここは失敗だったな」と思う場所がいくつもあります。

この記事では、愛知県愛知県東部に注文住宅を建てた30代共働き夫婦の私たちが、実際に住んでみて感じた収納の後悔ポイントを5つ、逆によかった点を3つ、そして「これから家を建てる人にやってほしいこと」を本音でまとめます。総額3,800万円かけた我が家のリアルな失敗談、参考になればうれしいです。

目次

  • 入居1年後に気づいた収納の失敗ポイント5選
  • 逆によかった収納計画3選
  • 収納計画で後悔しないために設計段階でやるべきこと
  • 収納を増やしたいなら「オプション追加」より「間取り変更」を検討する
  • 複数のハウスメーカーを比較して気づいた収納提案の差
  • まとめ

入居1年後に気づいた収納の失敗ポイント5選

玄関収納:シューズクロークを広くしすぎてホールが狭くなった

我が家は2畳のシューズクロークを作ったのですが、結果として玄関ホールが狭くなり、宅配便を受け取るときに夫婦ですれ違えない狭さに。シューズクローク自体は便利なのですが、正直1.5畳で十分でした。残り0.5畳分をホールに回せば、ベビーカーを置いてもゆとりがあったはず。「広ければ広いほどいい」は間違いだったと痛感しています。

キッチンパントリー:位置が悪くて使いにくい

パントリーをキッチンの「奥」に配置したのですが、これが大失敗。料理中にちょっと取り出したいものがあっても、コンロ前を回り込まないとアクセスできません。妻が「2歩動くのが地味にストレス」と毎日こぼしています。パントリーはキッチンの「真横」もしくは「背面」に配置すべきでした。設計士さんは「スペース効率」を優先してくれましたが、家事動線を伝えきれなかった私たちのミスです。

洗面所:タオル収納が全然足りなかった

洗面台の鏡裏収納だけで足りると思っていたのが甘かった。フェイスタオル・バスタオル・ハンドタオル・部屋着・下着・洗剤ストック…。共働きなので週末まとめ洗いをすると、タオル類だけでもかなりの量になります。今は無印良品のスチールラック(約8,000円)を後付けで設置していますが、最初から造作の可動棚を入れておけばよかったです。

寝室クローゼット:夫婦で共有は無理だった

3畳のウォークインクローゼットを「夫婦で共有」にしたのが大誤算。朝の身支度時間がかぶると、お互いの服を踏みそうになるくらい狭く感じます。さらに、夫はスーツ中心・妻はワンピース中心と服の長さも違うため、ハンガーパイプの高さが合わない。共働き夫婦なら、小さくてもいいので「別々のクローゼット」を強くおすすめします。

リビング収納:子どものものが溢れるとわかっていなかった

入居時はまだ子どもが0歳だったので、リビング収納は1.5畳で十分だと思っていました。ところが1歳を過ぎたあたりから、おもちゃ・絵本・おむつストック・離乳食グッズと、ものが爆発的に増加。今やリビングの一角にカラーボックスを並べる始末です。子育て家庭は「想定の1.5倍」の収納量で計画すべきでした。

逆によかった収納計画3選

ランドリールームに大容量棚を設置して正解だった

唯一の大ヒットがこれ。2畳のランドリールームに、床から天井まで届く可動棚(幅180cm)を造作しました。費用は約12万円。タオル・下着・パジャマ・洗剤ストックがすべて収まり、「洗う→干す→たたむ→しまう」がこの部屋で完結します。共働き夫婦には間違いなくおすすめの設備です。

玄関に土間収納を作ってアウトドア用品が収まった

シューズクロークとは別に、玄関横に1畳の土間収納を作りました。ここにベビーカー・キャンプ用品・自転車の空気入れなどを収納。土間なので汚れを気にせず置けるのが最高です。「土足で入れる収納」は1畳でも作る価値ありでした。

廊下をなくしてウォークインクローゼットを広くした判断

2階の廊下を最小限にして、その分を子ども部屋のクローゼットに割り当てました。将来子どもが大きくなって荷物が増えても対応できる広さ(2畳)を確保。廊下は「通るだけのスペース」なので、削れるなら削って収納に回す判断は正解でした。

収納計画で後悔しないために設計段階でやるべきこと

持ち物の棚卸しリストを作ってから間取りを決める

私たちが最大の反省点だと感じているのがこれ。間取りを決める前に、今家にあるものを「全部リストアップ」してください。Excelでカテゴリ別(衣類・食品・日用品・趣味・季節用品)に書き出すと、必要な収納量が一気に見えてきます。

収納率(床面積の12〜15%)を意識する

一般的に「収納率は床面積の12〜15%が理想」と言われています。我が家は延床35坪のうち収納が約3.8坪(約11%)。ギリギリ足りていない感覚で、目安どおりだなと実感しています。図面の段階で計算機を叩いてみてください。

担当設計士に「収納専門」の提案を求める方法

打ち合わせで「収納どうしますか?」と聞かれて即答できる人はいません。私たちは「朝起きてから寝るまでの動線を時系列で書いた紙」を持参して、設計士さんと共有しました。これをやると「この動線ならここに収納がほしいですね」と具体的な提案がもらえます。

収納を増やしたいなら「オプション追加」より「間取り変更」を検討する

収納オプションの費用相場

我が家やハウスメーカー見積もりで把握した相場感はこちらです。

オプション 費用相場
可動棚(幅90cm) 3〜5万円
シューズクローク(1畳) 15〜25万円
パントリー(1畳・棚付き) 20〜30万円
ウォークインクローゼット(2畳) 30〜45万円
土間収納(1畳) 18〜28万円

コストパフォーマンスが高いオプション・低いオプション

コスパが高いと感じたのは可動棚と土間収納。安価で生活が劇的に変わります。逆に微妙だったのは、扉付きの吊戸棚。費用が高い割に「結局踏み台がないと届かない」ため使用頻度が下がりがちです。間取りを少し変えて収納スペースを生むほうが、オプション追加よりトータルで安く済むケースが多いです。

複数のハウスメーカーを比較して気づいた収納提案の差

家づくりを始めた頃、4社のハウスメーカーから間取りプランをもらいました。同じ要望を伝えても、収納の提案は驚くほど違います。あるメーカーは収納率15%超の提案、別のメーカーは10%以下でデザイン重視。1社だけで決めていたら、絶対に後悔していたと思います。

特に共働き家庭は家事動線と収納がセットなので、複数社の提案を見比べるのが必須です。私たちは「タウンライフ家づくり」で無料の間取りプランを一括で取り寄せたのですが、自宅にいながら複数社の提案を比較できて本当に便利でした。打ち合わせに行く時間が取れない共働き夫婦には特におすすめです。

まとめ:後悔しない収納計画は比較と体験談から学ぶのが近道

入居1年後に振り返ると、我が家の収納計画は「広ささえあれば安心」という思い込みが失敗の元でした。大事なのは広さよりも「位置」と「動線」、そして「夫婦のライフスタイルに合った設計」です。

これから注文住宅を検討する共働き夫婦のみなさんは、ぜひ次の3つを実践してください。

1. 持ち物リストを作ってから間取りを決める

2. 収納率12〜15%を目安にする

3. 複数社の間取りプランを比較して提案の差を見る

特に3番目は、無料でできる割に効果が絶大です。我が家ももう一度建てるなら、最初からやり直したいくらい。後悔しない家づくりの第一歩として、まずは無料の間取りプラン請求から始めてみてください。

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