注文住宅で電動シャッターを採用するか迷っている方、そして「電動シャッターをSwitchBotで自動化できるの?」と検索してきた方へ、結論から先にお伝えします。
電動シャッターは、雨の日も寒い日もリモコンひとつで開閉できて、我が家では「付けて正直よかった」設備の上位に入ります。ただし、SwitchBotでの自動化は、我が家の環境(YKK AP製・電波式リモコン)では登録できませんでした。この記事では、実際に2年使った便利さと、自動化につまずいた理由、そして「それでも代替案はあるのか」という考え方まで、体験ベースで正直にまとめます。
愛知県名古屋市で共働きしながら子育てをしている我が家のリアルな声として、読んでもらえたらうれしいです。
電動シャッターを採用した我が家の環境
まず前提として、我が家がどんな形で電動シャッターを入れたかをお伝えします。
採用したのはYKK AP製の電動シャッターで、リビングのウッドデッキに面した大きな掃き出し窓に付けています。注文住宅を建てるときに「ここは毎日開け閉めする場所だから」と判断して、手動ではなく電動を選びました。
開閉はリモコン操作で、リモコンは2個あります。1個はリビングに置きっぱなし、もう1個は寝室に置いて夜の戸締まりに使う、という運用です。家族で取り合いにならないよう複数あると地味に便利でした。
共働きだと、朝はバタバタ、夜は疲れて帰ってくるという生活です。その中で「シャッターを手で持ち上げる」というひと手間がなくなるだけで、想像以上に毎日がラクになりました。
らく子
はた夫正直よかった点|雨の日と寒い日が本当にラク
電動シャッターを2年使ってみて、いちばん「付けてよかった」と感じるのは天気が悪い日です。
正直に言うと、採用前は「電動なんて贅沢かな」「手で開ければよくない?」とも思っていました。でも実際に使ってみたら、雨の日のラクさが段違いでした。手動シャッターだと、外に出て濡れながら、あるいは身を乗り出して操作する場面が出てきます。電動なら室内からリモコンを押すだけ。これが地味に効きます。
寒い真冬の朝も同じです。窓を開けてシャッターを上げる必要がなく、暖かい部屋の中からボタンひとつで開けられる。共働きで朝の時間が一分一秒惜しい我が家では、この「外に出なくていい」がかなり効いています。
意外だったのは、防犯と気持ちの面でのメリットです。夜にシャッターを下ろすと、外からの視線が完全に切れて、家にいる安心感が増しました。リモコン操作だと「面倒だから今日は下ろさなくていいか」が減って、結果的に毎晩きちんと閉める習慣がついたのも良かった点です。
まとめると、我が家が感じた電動シャッターのメリットはこの3つです。
- 雨の日・寒い日に、室内から濡れず・寒くなく開閉できる
- リモコンで簡単なので、戸締まりを毎日きちんと続けられる
- シャッターを下ろすと視線が切れて、夜の安心感が上がる
採用前に知っておきたいデメリット・注意点
良いことばかりではないので、一般論も含めて気になる点を正直に書いておきます。ここは我が家の実感に、これから検討する人が押さえておくべき一般的なポイントを補って整理しました。
ひとつめは費用です。手動シャッターに比べると電動は本体・設置のコストが上がります。我が家は「毎日使う大きな窓だから」と割り切って採用しましたが、すべての窓を電動にすると費用はそれなりに膨らみます。使用頻度の高い窓に絞って採用する、という考え方が現実的だと思います。
ふたつめは電気で動く以上、停電時の動作は事前に確認しておきたい点です。製品によって手動切替の方法が違うので、採用するメーカーの仕様を必ずチェックしておくと安心です。
みっつめは、後付けについてです。「電動シャッター 後付け」で調べている方も多いと思いますが、既存の窓に後付けできるかは窓の形状や下地で変わります。新築時に組み込むのがいちばんスッキリ収まるので、これから家を建てる方は設計段階で相談しておくのがおすすめです。
注文住宅で「採用してよかった/いらなかった」を設備全体で振り返った記事もあるので、迷っている方はあわせて読んでみてください。
→ 注文住宅に採用して良かったオプション・いらなかったオプション|2年住んで正直に公開
SwitchBotで電動シャッターを自動化したかった話
ここからが、この記事でいちばん書きたかった本題です。
我が家はスマートホーム化が好きで、照明やスマートロックなどを少しずつ取り入れてきました。その流れで「電動シャッターも、朝の決まった時間に自動で開いてくれたら最高では?」と考えたんです。日の出に合わせて自動で開き、夜は自動で閉まる。そんな暮らしを夢見て、SwitchBotで自動化できないか試してみました。
結論から言うと、我が家の環境ではSwitchBotにこのリモコンを登録できませんでした。残念ながら、思い描いていた「シャッターの全自動開閉」は実現できなかったんです。
理由を理解するために、少しだけリモコンの仕組みを整理させてください。
なぜ自動化できなかったのか|赤外線リモコンと電波リモコンの違い
SwitchBotには「ハブ」と呼ばれる学習リモコン機能を持つ製品があります。これは、テレビやエアコンのリモコンの信号を覚えさせて、スマホやスケジュールから操作できるようにする仕組みです。便利なのですが、ここに大事なポイントがあります。
一般的に、SwitchBotのハブが学習できるのは赤外線(IR)リモコンの信号です。テレビやエアコンのリモコンは、先端から赤外線を出して機器を操作しています。だからSwitchBotに信号を覚えさせて、代わりに赤外線を飛ばしてもらえる、というわけです。
一方で、我が家のYKK AP製電動シャッターのリモコンは、赤外線ではなく電波(無線)で本体とやり取りしているタイプでした。電波式は、リモコンを機器に向けなくても操作できたり、壁をはさんでも届いたりするメリットがあります。ただ、その方式の違いゆえに、赤外線を前提としたSwitchBotの学習リモコンには登録できなかった、というのが我が家でつまずいた理由です。
赤外線か電波かは、ざっくり言うとこういう違いがあります。
| 項目 | 赤外線(IR)リモコン | 電波(無線)リモコン |
| 代表例 | テレビ・エアコンなど | 我が家の電動シャッターなど一部設備 |
| 機器に向ける必要 | 基本的に向ける必要あり | 向けなくても届きやすい |
| SwitchBotハブでの学習 | 学習できることが多い | 学習対象外のことが多い |
注意したいのは、これはあくまで「我が家の環境で登録できなかった」という体験談だということです。シャッターのメーカーや型番、対応する純正のスマートホーム機器の有無によって事情は変わります。もし自動化前提で考えている方は、購入前にメーカーの公式情報で「対応するスマートホーム連携機能があるか」を必ず確認してください。後から悩まないための、いちばん確実な方法です。
それでも自動化したい場合の代替案の考え方
「じゃあ電波式の電動シャッターは、もうスマートホーム化を諦めるしかないの?」と思うかもしれません。我が家も同じことを考えました。ここでは断定ではなく「こういう方向で調べてみるとよいかも」という考え方として、いくつか整理しておきます。
ひとつめは、純正のスマートホーム対応オプションを探す方向です。メーカーによっては、シャッターをスマホやスマートスピーカーと連携できる専用の機器やシステムを用意している場合があります。まずは採用するメーカーの公式情報をあたるのが王道です。
ふたつめは、物理ボタンを押すタイプのスマートホーム機器を使う方向です。リモコンの信号を覚えるのではなく、ボタンそのものを物理的に押す仕組みの製品なら、赤外線か電波かに関係なく動かせる可能性があります。ただし固定の仕方や安定動作は環境しだいなので、ここも「試してみる価値はあるが保証はない」というスタンスで考えるのが現実的です。
みっつめは、無理に全自動を狙わず「リモコンで十分ラク」と割り切る方向です。我が家は最終的にここに落ち着きました。正直、リモコンを押すだけでも手動シャッターに比べたら天国です。全自動にこだわりすぎず、できる範囲の快適さを取りにいくのも、共働きで時間がない我が家にはちょうどよかったです。
スマートホーム全体の導入記録は別記事にまとめています。何をどこまで自動化したか気になる方はこちらもどうぞ。
→ 共働き夫婦がスマートホームを導入してみた【Google Nest・スマートロック・照明自動化の体験談】
家事をラクにしてくれた家電・設備をまとめて知りたい方は、こちらも参考になると思います。
→ 共働き夫婦の家事を激変させた家電・設備5選|実際に使って良かったものだけ紹介
よくある質問(FAQ)
Q. 電動シャッターは本当に便利ですか?
A. 我が家の実感では、特に雨の日と寒い日にラクさを感じます。室内からリモコンを押すだけで開閉できるので、濡れたり寒い思いをせずに済みます。毎日使う大きな窓ほど、電動にする価値を感じています。
Q. 電動シャッターはSwitchBotで自動化できますか?
A. 我が家のYKK AP製・電波式リモコンの環境では、SwitchBotの学習リモコンに登録できませんでした。SwitchBotのハブが学習できるのは一般に赤外線リモコンで、電波式は学習対象外のことが多いためです。ただしメーカーや型番で事情は変わるので、自動化前提なら購入前に公式情報の確認をおすすめします。
Q. 赤外線リモコンと電波リモコンはどう見分けますか?
A. 厳密にはメーカー仕様を確認するのが確実です。一般的にテレビやエアコンは赤外線で、機器に向けて操作する必要があります。電波式は機器に向けなくても操作できることが多いです。「シャッターに向けなくても開く」なら電波式の可能性があります。
Q. 電動シャッターは後付けできますか?
A. 窓の形状や下地によって変わります。新築時に組み込むのがいちばんスッキリ収まるので、これから建てる方は設計段階で相談しておくと安心です。後付けを検討する場合は、対応可否を専門業者に確認してください。
Q. 停電したら電動シャッターは動かなくなりますか?
A. 製品によって停電時の手動操作の方法が異なります。採用するメーカーの仕様で、停電時にどう開閉するかを事前に確認しておくと安心です。
まとめ|電動シャッターは満足、自動化は事前確認がカギ
最後に、この記事の結論を整理します。
電動シャッターは、雨の日も寒い日もリモコンひとつで開閉できて、我が家では「付けて正直よかった」設備です。戸締まりの習慣がつき、夜の安心感も上がりました。毎日使う大きな窓ほど採用する価値を感じています。
一方で、SwitchBotでの自動化は、我が家の電波式リモコンの環境では実現できませんでした。SwitchBotの学習リモコンは赤外線を前提とすることが多く、電波式は登録できないことがあるためです。
これから電動シャッターを採用する方で「スマートホーム化もしたい」と考えているなら、次の一歩はシンプルです。購入前に、メーカー公式で「電波式か赤外線式か」「純正のスマートホーム連携があるか」を確認すること。これだけで、我が家のように後から「残念」とならずに済みます。
我が家のように、まずはリモコンの快適さを楽しみつつ、自動化はできる範囲で。共働きで時間に追われる毎日だからこそ、無理なく続く快適さを選ぶのがいちばんだと感じています。
──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!
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