共働き夫婦のiDeCo、2人とも加入すべき?節税額を試算して始めた記録
はじめに
「積立NISAは始めたけど、iDeCoって本当に必要なのかな?」
正直に言うと、我が家もずっとそう思っていました。
愛知県愛知県東部で注文住宅を建てたばかりの30代共働き夫婦の我が家。住宅ローンの返済が始まり、教育費もこれから本格化する中で、「iDeCoに月数万円を回す余裕があるのか?」というのが最大の悩みでした。
結論から言うと、夫婦2人ともiDeCoに加入しました。理由はシンプルで、試算してみたら年間11万円近い節税効果があったからです。
この記事では、共働き夫婦の我が家が「iDeCoを2人分やる」と決めるまでの試算プロセスと、SBI証券で口座開設した体験談を、リアルな数字と一緒にまとめます。
目次
積立NISAを始めたあと「iDeCoって必要?」と疑問になった
2年前、夫婦で新NISA(つみたて投資枠)を満額近く始めました。投資の習慣がついた頃、ふと「iDeCoもよく聞くけど、NISAと何が違うの?」となったのが始まりです。
NISAとiDeCoの一番の違いは「節税タイミング」
調べてみて一番スッキリしたのは、両者の節税ポイントが違うという点でした。
| 項目 | 新NISA | iDeCo |
| 掛金の所得控除 | なし | あり(全額) |
| 運用益の非課税 | あり | あり |
| 引き出し自由度 | いつでもOK | 原則60歳まで不可 |
| 年間上限(つみたて枠) | 120万円 | 会社員:約27.6万円 |
NISAは「運用益が非課税」だけですが、iDeCoはそもそも掛金そのものが所得控除になる。つまり、その年の所得税・住民税が直接安くなるんです。
共働き夫婦がiDeCoを検討すべき3つの理由
1. 2人とも所得があるので節税効果が2倍になる
2. 片働き世帯より所得税率が下がりにくく、控除メリットが大きい
3. 老後資金を「個人ごと」に積み上げられる(万一の離婚・別居リスク含めても安心)
特に1つ目が大きくて、専業主婦(夫)世帯だと働いている1人分しか節税できませんが、共働きなら単純に2倍効きます。
夫婦それぞれの掛金上限をまず確認した
iDeCoは職業や勤務先の制度によって掛金の上限が違うので、ここを最初に確認しました。
会社員の上限は月2.3万円(年27.6万円)
我が家は2人とも会社員。基本の上限は月2.3万円(年27.6万円)です。
企業型DC加入者は上限が変わる点に注意
ここが意外な落とし穴で、勤務先に「企業型確定拠出年金(企業型DC)」があると、iDeCoの上限が月2万円や1.2万円に下がります。
夫の会社にはなかったので上限通り。妻の会社には企業型DCがあり、月2万円が上限でした。
我が家の場合:夫は上限フル活用、妻は1.2万円に設定
結局こうしました。
妻を上限まで使わなかったのは、住宅ローン返済と教育費の積立を優先したからです。「無理のない金額で長く続ける」を最重視しました。
iDeCoで実際いくら節税できるか試算してみた
ここが一番テンションが上がったところです(笑)。
年収500万円の場合の節税額シミュレーション
所得税率10%+住民税10%=合計20%で計算。
夫婦2人合計の節税効果:年間約8.4万円
合計すると、年間約84,000円。何もしなくても税金が安くなる金額です。
もし妻も上限の年27.6万円まで拠出していたら、夫婦合計で年間約110,400円の節税になっていました。所得が増えて税率が20%→23%に上がれば、この効果はさらに大きくなります。
60歳まで続けたときの受取額の目安
夫が30歳から60歳まで30年間、月23,000円を年利4%で運用したと仮定すると、受取総額は約1,600万円(元本828万円+運用益約770万円)。妻の分も合わせれば、夫婦で約2,400万円の老後資金が作れる計算です。
「老後2,000万円問題」が一気に解決しそうな数字に、夫婦で「やるしかない」となりました。
SBI証券でiDeCo口座を開設した流れ
我が家は手数料の安さと商品ラインナップでSBI証券(セレクトプラン)を選びました。
必要書類と会社への確認事項
意外と知らなかったのが、会社に書類を1枚提出する必要があることです。
「事業主の証明書」というもので、勤務先の総務に記入してもらう必要があります。「会社に副業バレるんじゃ…」と妻が心配していましたが、iDeCoは副業ではないので問題なし。総務の人も慣れた感じでサッと書いてくれました。
開設完了まで約1〜2ヶ月かかる理由
申込みから運用開始まで、想像以上に時間がかかりました。
合計で約2ヶ月。「思い立ったらすぐ始まる」NISAと違うので、早めに動くのがおすすめです。
選んだ商品:eMAXIS SlimシリーズとS&P500の2本に絞った
商品は迷いに迷って、結局シンプルに2本に。
信託報酬が業界最安水準で、長期運用で差が出るところです。NISAでも同じ銘柄を買っているので、管理が楽というメリットもありました。
1年運用してみた感想と注意点
60歳まで引き出せない「不便さ」の実感
正直、最初は「60歳まで引き出せない」のが怖かったです。でも実際に始めてみると、給与天引きのような感覚で、生活に支障はゼロ。むしろ「使えないお金」だからこそ確実に貯まります。
年末調整で節税効果を実感できた瞬間
一番感動したのは年末調整。夫の口座に約3万円が還付されて、「これ、iDeCoの分だね」と夫婦でちょっとした祝杯をあげました(笑)。NISAでは絶対に体験できない瞬間です。
住民税も翌年6月から下がるので、節税効果は1年通して実感できました。
iDeCoとNISAの優先順位をどう考えるか
我が家の結論はこうです。
1. 生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を現金で確保
2. iDeCoで節税しながら老後資金を作る
3. 新NISAで自由に使える資産を増やす
iDeCoは「老後専用の貯金箱」、NISAは「いつでも使える投資口座」と役割を分けて考えると、両方やる意味がハッキリします。
まとめ:共働き夫婦こそiDeCoは2人分が正解
最後にもう一度、我が家のリアルな数字をまとめます。
「投資にお金を回す余裕がない」と思っていた我が家でも、節税分を差し引けば実質負担は月25,000円程度。これで老後資金が積み上がっていくのは、共働き夫婦にとって本当に大きいです。
口座開設に2ヶ月かかるので、迷っているなら早めの一歩がおすすめです。SBI証券は運営管理手数料が無料で、商品ラインナップも豊富なので最初の1社として安心でした。比較するなら楽天証券も同じく手数料無料でおすすめです。
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