住宅ローン借り換えで年20万円節約できた話【共働き夫婦の体験談・比較シミュレーション付き】

資産形成・お金

はじめに

正直に言うと、私たち夫婦は「借り換えなんて手続きが面倒だし、たかが0.数%でしょ?」と思っていました。でも、実際に動いてみたら、年間で約19万2,000円、35年の総返済額で約500万円も得することが分かったんです。

愛知県愛知県東部で注文住宅を建てて4年目、共働き夫婦の私たちが「変動金利の上昇」をきっかけに住宅ローンの借り換えに踏み切った体験談を、リアルな数字付きでお伝えします。

目次

  • 変動金利が上がると知って焦った話
  • 借り換えで得する条件とは?我が家でシミュレーションした結果
  • 借り換え先の銀行をどう選んだか
  • 実際の借り換え手続きの流れと注意点
  • 借り換え後の実績:月々の返済額と総返済額の変化
  • まとめ:まず無料シミュレーションで得する額を確認しよう

変動金利が上がると知って焦った話

2024年の利上げで毎月の返済額がいくら増えたか

我が家が住宅ローンを組んだのは2022年。地元の地方銀行で変動金利0.875%、借入額3,200万円、35年でスタートしました。当時の月々の返済額は約8万8,000円。

ところが2024年に日銀がマイナス金利政策を解除してから、変動金利の基準となる短期プライムレートがじわじわ上昇。我が家の金利も0.875%→1.075%へ0.2%アップしました。たった0.2%と思うかもしれませんが、月々の返済額は約3,200円増、年間で約38,000円の負担増です。

「正直、もう一段階上がったら家計が苦しいね」と妻と話し合うようになりました。

「借り換えすべき?」と夫婦で話し合ったきっかけ

決定的だったのは、会社の同僚から「ネット銀行で借り換えたら金利が0.4%台になった」という話を聞いたこと。半信半疑で調べ始めると、確かにauじぶん銀行やPayPay銀行などのネット銀行は0.4%台〜0.5%台前半の金利を出していました。

我が家の地銀の金利は1.075%。金利差は実に約0.6%。これは動かないと損だ、と本格的に検討を始めたのが2025年の春でした。

借り換えで得する条件とは?我が家でシミュレーションした結果

借り換えが得になる3つの目安(金利差・残高・残期間)

色々調べた結果、借り換えが得になるかどうかは、一般的に以下の3つの目安があると分かりました。

条件 目安
金利差 1.0%以上(最近は0.5%でもメリットあり)
ローン残高 1,000万円以上
残期間 10年以上

我が家は、残債2,800万円、残期間31年、金利差0.6%。3つの条件すべてクリアしていました。

我が家の残債・金利・残期間を入力してみた結果

実際にシミュレーションサイト(モゲチェックの無料診断)に数字を入力してみると、こんな結果が出ました。

  • 借り換え前:月々約9万1,200円、総返済額約3,395万円
  • 借り換え後(金利0.475%想定):月々約7万5,200円、総返済額約2,797万円
  • 差額:月々▲約16,000円、総額▲約598万円

借り換えにかかる諸費用(後述)を差し引いても、実質500万円近い節約になる計算。これを見た瞬間、夫婦で「やるしかないね」と即決しました。

借り換え先の銀行をどう選んだか

ネット銀行 vs 地方銀行:手数料・審査・金利を比較

候補に挙がったネット銀行3社を比較してみました(2025年春時点、我が家の条件で仮審査した数字です)。

銀行 変動金利 事務手数料 保証料 審査期間
auじぶん銀行 0.479% 借入額×2.2% 0円 2〜3週間
PayPay銀行 0.470% 借入額×2.2% 0円 2週間
住信SBIネット銀行 0.498% 借入額×2.2% 0円 3〜4週間

ネット銀行はどこも保証料0円なのが嬉しいポイント。一方で事務手数料は借入額の2.2%(2,800万円なら約61万6,000円)と決して安くありません。

ここに登記費用や印紙代を含めると、借り換えコストの合計は約75万円になりました。それでも総額で500万円以上得するなら十分元が取れる計算です。

モゲチェックで一括比較して気づいたこと

私たちが助かったのは、モゲチェックという無料診断サービス。年収・勤務先・残債・希望条件を入力すると、借り換え可能な銀行が一覧で出てきて、各行の節約額まで自動計算してくれます。

意外だったのは、共働き世帯だと「収入合算」や「ペアローン」によって借り換え条件がさらに良くなるケースがあること。我が家も最終的に夫単独ではなく、妻の収入も加味した形で審査を通しました。

実際の借り換え手続きの流れと注意点

申込みから実行まで何週間かかったか

最終的に選んだのはauじぶん銀行。申込みから借り換え実行まで約5週間かかりました。流れはこんな感じです。

1. ネット申込み・必要書類アップロード(1日)

2. 仮審査結果(3営業日)

3. 本審査・追加書類提出(約2週間)

4. 本審査結果・契約手続き(1週間)

5. 旧銀行への一括返済・新銀行での借入実行(同日)

ちなみに、旧銀行(地銀)に「借り換えするので一括返済します」と伝えに行った時、窓口担当者から「もう少し待ってみては?金利は落ち着くかもしれませんよ」と引き止められました。でも、待っている間にも金利上昇リスクは続くわけで、ここはきっぱりお断りしました。

共働き世帯が注意すべき審査ポイント

共働き夫婦が借り換えする時に気をつけたいのが「育休・産休中の扱い」です。妻が育休中だと収入合算が認められなかったり、減額されたりする銀行があります。

我が家は妻が時短勤務復帰後だったので問題なかったですが、もし育休中の借り換えを考えるなら、復帰後の借り換えのほうが審査が通りやすいケースが多いようです。

また、転職直後(勤続1年未満)も審査で不利になりがち。借り換えのベストタイミングは「収入が安定している時期」だと痛感しました。

借り換え後の実績:月々の返済額と総返済額の変化

年間いくら節約できたか(数字公開)

借り換え後の我が家のリアルな数字を公開します。

項目 借り換え前 借り換え後 差額
金利 1.075% 0.479% ▲0.596%
月々の返済額 約91,200円 約75,200円 ▲約16,000円
年間返済額 約1,094,400円 約902,400円 ▲約192,000円
総返済額(残31年) 約3,395万円 約2,797万円 ▲約598万円
諸費用 約75万円 +75万円
実質節約額 約523万円

年間19万2,000円の節約は、家族旅行1回分。これが30年以上続くと考えると、本当に動いてよかったと思います。

借り換えして後悔したこと・よかったこと

よかったことは何といっても月々の家計に余裕ができたこと。浮いた1万6,000円は、子どもの教育資金としてつみたてNISAに回しています。

後悔したことは、もっと早く動けばよかった、という1点。実は1年前から「借り換え気になるね」と話してはいたんです。1年早く動いていれば、さらに19万円浮いていた計算になります。

あと、手続き書類が予想以上に多くて大変でした。源泉徴収票、課税証明書、登記事項証明書…平日に役所や法務局に行く時間を作るのが共働き夫婦には地味にきつかったです。

まとめ:まず無料シミュレーションで得する額を確認しよう

住宅ローンの借り換えは「面倒くさい」「自分には関係ない」と思いがちですが、金利差0.5%以上・残債1,000万円以上・残期間10年以上の条件に当てはまるなら、確実に得する可能性が高いです。

我が家のように年間20万円近く節約できれば、家族の生活にゆとりが生まれます。

まずやるべきことは、無料の借り換えシミュレーションで「我が家がいくら得するか」を具体的な数字で見てみること。それを見れば、動くべきかどうか一目で分かります。

モゲチェックや住宅本舗のような一括診断サービスを使えば、複数の銀行を同時に比較できて時短になります。実際に借り換えなくても、シミュレーションだけなら無料。これを使わない手はないと、体験者として強くおすすめしたいです。

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