住宅ローン借り換えの目安は?2026年9月の金利比較と共働き夫婦の注意点【出典付き】

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「借り換えなんて手続きが面倒だし、たかが0.数%でしょ?」——そう感じて後回しにしている人は多いと思います。ですが、金利差が0.5〜1%程度あるケースでは、総返済額で数百万円単位の差が生まれることも珍しくありません。

この記事では、住宅ローンの借り換えを検討する共働き夫婦向けに、「借り換えで得になる条件」「主要ネット銀行の最新金利」「手続きの流れと共働き特有の注意点」を、出典付きのデータで整理します。

はた夫はた夫
「借り換えって面倒そう」ってスルーしがちだけど、条件次第では数百万円単位の話になるんだよね。
らく子らく子
数百万円って聞くと、シミュレーションだけでもやっておく価値はありそう。

借り換えで得する条件の目安

金利差・残高・残期間の3条件

住宅ローンの借り換えが得になるかどうかを判断する際によく使われるのが、次の3つの目安です。

条件 従来からの一般的な目安
金利差 1.0%以上(近年は0.5%前後でもメリットが出るケースが増加)
ローン残高 1,000万円以上
残期間 10年以上

住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の2026年5月時点の調査によると、借り換えを実行したユーザーの平均メリット額(諸費用差し引き後)は175万〜200万円のレンジで推移し、2026年4月には約200万円まで回復しています。また同調査では、現在の借入金利と借り換え先金利の差は平均で約0.7%と報告されており、「金利差1%以上」という従来の目安より小さい差でもメリットが出やすい環境になっていることがわかります。

なお、同調査時点の借り換えユーザーの平均残債は約3,277万円とされており、数百万〜数千万円規模の残債がある世帯であれば、一度シミュレーションしてみる価値があるといえます。

【出典データ】2026年9月時点のネット銀行 変動金利比較

主要ネット銀行3行の変動金利

2026年9月時点の住宅ローン変動金利を比較すると、次のようになります。

銀行 変動金利(2026年9月時点)
SBI新生銀行 年0.990%
イオン銀行 年0.990%
au じぶん銀行 年1.080%
PayPay銀行 年1.330%
ソニー銀行 年1.347%
楽天銀行 年1.557%
ドコモSMTBネット銀行 年1.750%
ネット銀行の平均 年1.292%

※数値はモゲチェックが公表した2026年9月時点の集計にもとづきます。実際に適用される金利は、優遇条件・物件条件・審査結果によって変わります。必ず各行の公式サイトで最新の条件をご確認ください。

2026年6月の金融政策決定会合で、日銀の政策金利は0.75%から1.00%へ引き上げられました。1995年以来、約31年ぶりの水準です。これを受けて各行の変動金利も上昇しており、2026年9月にはドコモSMTBネット銀行が年0.200%、楽天銀行が年0.014%、三菱UFJ銀行と三井住友銀行がそれぞれ年0.250%引き上げました。

注目したいのはネット銀行同士でも0.99%〜1.75%と、0.7%以上の開きがあることです。「ネット銀行なら安い」という前提はもう通用しません。かつて0.4%台だった最安水準も、今は1%前後まで上がっています。借り換え先を1行だけで決めず、複数行を横並びで比較することが、以前より重要になっています。

はた夫はた夫
「ネット銀行なら大体0.4%台」ってイメージのままだと、今の相場とズレるから要注意だね。

借り換えにかかる諸費用の相場

借り換え時には、新規借入と同様に事務手数料・保証料・登記費用・印紙代などの諸費用がかかります。ネット銀行の多くは保証料0円としている一方、事務手数料を借入額の2%台(税込)に設定する「定率型」が主流です。たとえば残債2,000万〜3,000万円台であれば、事務手数料だけで数十万円規模になる計算です。登記費用・印紙代なども含めると、諸費用の合計は50万〜80万円程度になるケースが一般的とされています。

借り換えメリット額(前述の平均175万〜200万円)は、この諸費用を差し引いた後の金額として算出されているのが一般的です。つまり「諸費用を払っても、なお得になる」水準で語られている数字である点を押さえておくと、シミュレーション結果を読み違えずに済みます。

借り換え手続きの流れ

申込みから実行までの一般的な流れ

借り換えの手続きは、おおむね次のようなステップで進みます。銀行によって前後しますが、申込みから借入実行まで1ヶ月〜1ヶ月半程度を見込んでおくとよいでしょう。

  • ネットで仮審査を申込み(必要書類をアップロード)
  • 仮審査結果の通知(数日〜1週間程度)
  • 本審査・追加書類の提出(源泉徴収票、課税証明書、登記事項証明書など)
  • 本審査結果・金銭消費貸借契約の締結
  • 旧ローンの一括返済・新ローンの借入実行(同日に行われるのが一般的)

必要書類は源泉徴収票・課税証明書・登記事項証明書など多岐にわたるため、平日に役所や法務局へ行く時間の確保が共働き世帯にとってはネックになりやすいポイントです。オンラインで取得できる証明書もあるため、事前に各自治体・法務局のオンライン申請対応状況を確認しておくと手続きがスムーズです。

共働き世帯が審査で気をつけたいポイント

収入合算・ペアローンの扱い

共働き世帯の場合、「収入合算」や「ペアローン」を組んでいると、借り換え時の審査条件が単独名義のケースと変わることがあります。特に、どちらかが育児休業中・産前産後休業中の場合、その期間の収入が審査上「合算不可」または「減額評価」となる金融機関があるため、事前に借り換え先の取り扱いを確認しておく必要があります。

勤続年数・転職のタイミング

転職直後(勤続年数が短い状態)も、審査で不利に働きやすい要素の一つです。一般的には、収入が安定してから、つまり時短勤務や育休からの復帰後など「直近の収入実績が安定して確認できる時期」に借り換えを検討するほうが、審査を通しやすいとされています。

まとめ:まず無料シミュレーションで確認する

住宅ローンの借り換えは、次の3条件——金利差0.5〜1%程度・残債1,000万円以上・残期間10年以上——に当てはまる世帯であれば、検討する価値が高いといえます。2026年は金利環境が変化しているタイミングでもあるため、「以前シミュレーションしたら大した差がなかった」という人も、現在の金利で改めて計算し直してみる意味があります。

モゲチェックのような一括比較サービスを使えば、複数の銀行の条件を同時に比較でき、諸費用まで含めた実質的なメリット額を確認できます。実際に借り換えるかどうかは別として、シミュレーション自体は無料でできるものがほとんどなので、まずは現在の金利・残債・残期間を入力して、得られる金額感を確認してみることをおすすめします。

出典(2026年9月確認)

  • モゲチェック「住宅ローン金利2026年9月の最新動向【日銀利上げによる変動金利引き上げと今後の見通し】」/mogecheck.jp(各行の変動金利・9月の改定幅・日銀政策金利1.00%)
  • モゲチェック「住宅ローン変動金利ランキング」/mogecheck.jp
  • モゲチェック「【2026年5月最新】住宅ローン借り換えユーザーの最新トレンド(メリット額・金利差・借り換え意向)」
  • SUUMO「金利上昇傾向の2026年、住宅ローンの借り換えは変動か、固定か?」

──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!

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