住宅ローン借り換えシミュレーション|残債3200万円で試算した実録【2026年版】

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「住宅ローン、借り換えた方がいいのかな?」——金利上昇のニュースを見るたびにザワッとする共働き夫婦は、きっと我が家だけではないはずです。残債3,200万円、変動0.775%。職場の先輩から「うちは借り換えで100万円浮いたよ」と聞いた日の夜、私は本気でシミュレーションを始めました。

結論から言うと、我が家は「今は見送り」という判断になりました。一見お得に見えた借り換えを、なぜ見送ったのか。モゲチェックと住宅本舗で実際に試算した数字を、包み隠さず全公開します。同じようにモヤモヤしている方が、5分で「自分はどっちか」を判断できる記事を目指しました。

はた夫はた夫
先輩の「借り換えで100万円浮いた」を聞いた夜、気づいたら深夜までシミュレーションしてたんだよね。
らく子らく子
で、うちの結論はまさかの「今は見送り」。お得に見えたのになんで?という数字、包み隠さず見せます。

きっかけは金利上昇ニュースと、職場の先輩の一言

我が家が愛知県名古屋市に注文住宅を建てたのは数年前。当時は「変動0.775%なら破格」と満足していました。ところがここ数年、ネット銀行を中心に変動0.3%台が当たり前になり、「自分たちのローン、もう割高なんじゃないか」と急に不安になったのです。

決定打は職場のランチでの先輩の一言でした。「うちは借り換えで総返済額が約100万円減ったよ」。さらっと言われたこの言葉が頭から離れず、その日の夜は眠れませんでした。共働きだと平日に銀行へ相談に行く時間もなかなか取れません。だからこそ、まずは自宅でできるネット試算から始めることにしました。

我が家のローン状況(試算前の現状)

項目 内容
借入残債 約3,200万円
金利 0.775%(変動)
残年数 28年
月返済額 約10万8,000円

借り換えが得になる「1・1・1ルール」で自己診断

借り換えを検討するときに、まず当てはめてほしい有名な目安が「1・1・1ルール」です。

  • 金利差が1%以上ある
  • 残期間が10年以上ある
  • 残債が1,000万円以上ある

この3つをすべて満たすと「借り換えメリットあり」と言われます。我が家は残期間(28年)と残債(3,200万円)は余裕でクリア。ただし金利差だけが微妙なライン。まさにボーダーライン上の家庭でした。だからこそ「実際に数字を出さないと判断できない」状態だったのです。

モゲチェックで無料シミュレーションをやってみた

ネットで評判の良かったモゲチェックにまず登録。共働きで時間がない我が家でも、入力にかかったのはちょうど5分でした。

登録から診断までの流れ

  1. メールアドレスを登録
  2. 現在のローン情報を入力(借入額・金利・残期間)
  3. 年収・勤務先など簡単な情報を入力
  4. AI診断結果が即時表示

「電話営業がしつこいのでは?」と警戒していましたが、結果としてセールス電話は一切ありませんでした。平日の昼間に営業電話がかかってくると共働きには地味にストレスなので、これは本当に助かりました。

提示された結果

変動0.32%のネット銀行が候補に上がり、試算では総返済額が約96万円減少、月返済額は約2,800円ダウンという結果に。これを見た瞬間、夫婦で「これは借り換え一択では?」と色めき立ちました。——が、ここから現実を知ることになります。

住宅本舗でも比較してみた

モゲチェックがAI診断中心なのに対し、住宅本舗は実際に金融機関からオファーが届く形式です。性格が違うので、両方使うのがおすすめでした。

項目 モゲチェック 住宅本舗
料金 無料 無料
比較金融機関数 20社以上 30社以上
シミュレーション AI診断 実オファー提示
電話営業 なし あり(担当付き)
向いている人 まず自分で比較したい 担当に相談したい

住宅本舗からは3行から具体的なオファーが届きました。担当者と電話で話せたことで、ネット試算では見えにくかった「諸費用の内訳」が一気にクリアになりました。そして、この諸費用こそが我が家の判断をひっくり返すことになります。

借り換え費用の現実——ここで風向きが変わった

削減額96万円という数字に浮かれていた我が家を、現実に引き戻したのが諸費用でした。

諸費用の内訳(試算)

  • 事務手数料:約44万円(借入額の2.2%)
  • 登記費用(抵当権の抹消・設定):約7万円
  • 印紙代・その他:約2万円
  • 合計:約53万円

実質メリットの計算

  • 削減額:96万円
  • 諸費用:53万円
  • 実質メリット:約43万円

月2,800円の削減で53万円の諸費用を回収するには、単純計算で約16年かかります。「96万円もお得!」が、ふたを開ければ「16年かけてようやく43万円」。この落差が、我が家の冷静さを取り戻させてくれました。

我が家が「今は見送り」にした3つの理由

夫婦で何度も電卓を叩き、最終的に見送りを決めました。理由は3つです。

1. 変動金利の今後が読めない

借り換え先も変動金利です。今ある金利差が将来も維持される保証はなく、日銀の利上げ次第ではメリットが目減りする可能性があります。

2. 16年という回収期間が長すぎる

共働きで世帯収入があるうちに繰り上げ返済を進めたい我が家にとって、16年かけて回収する前に完済・売却してしまう可能性は十分あります。回収しきれないリスクの方が大きいと判断しました。

3. 「半年ごとに再診断」というルールに着地

見送り=終わり、ではありません。日銀の利上げ動向を見ながら、半年に1回はモゲチェックで再診断するというルールを夫婦で決めました。条件が動けば、いつでも借り換えに踏み切れる準備だけはしておく——これが我が家の結論です。

まとめ:借り換えしなくても、試算する価値は十分ある

借り換えをしなかった我が家ですが、シミュレーションをやって本当に良かったと思っています。なぜなら「動かない理由」が数字で明確になり、漠然とした不安が消えたから。金利ニュースを見ても、もうザワザワしなくなりました。

借り換え判断チェックリスト

  • 残債が1,000万円以上ある
  • 金利差が1%以上見込める
  • 残期間が10年以上ある
  • 諸費用(目安50万円前後)を回収できる期間が残っている

4つすべてに当てはまるなら、借り換えメリットが出る可能性が高いです。逆に1つでも欠けるなら、我が家のように「見送り+定期再診断」が現実的。所要時間はわずか5分、しかも無料。数字で現状を知るだけで、無駄な不安も、見落としていたチャンスも、はっきり見えてきます。

借り換えを検討する前に、共働き夫婦が準備しておくべきこと

実際にシミュレーションを進めて「やっておけばよかった」と感じた準備を共有します。共働きは平日に動きにくいぶん、事前準備で差がつきます。

1. 直近のローン残高証明・返済予定表を手元に

試算入力には「残債・金利・残期間」が必須です。金融機関の会員ページからダウンロードできることが多いので、最初に印刷しておくと入力が一気にスムーズになります。我が家はこれを探すのに最初の夜を費やしてしまいました。

2. 夫婦の年収がわかる書類をそろえる

借り換え審査では世帯ではなく契約者個人の年収が見られます。源泉徴収票を夫婦それぞれ用意しておくと、本審査に進むときに慌てません。ペアローンや収入合算で借りている場合は特に重要です。

3. 「いつまでに結論を出すか」を夫婦で決めておく

無料シミュレーションは気軽ですが、オファーには有効期限があります。我が家は「2週間で結論」と決めてから動いたことで、ダラダラ悩み続けずに済みました。共働きはお互いの時間が合いにくいので、最初に期限を決めるのが結局いちばんの近道です。

月返済額だけでなく「総返済額」で比べる

つい月々いくら下がるかに目が行きますが、判断の軸は総返済額と諸費用です。我が家の場合、月2,800円ダウンという数字は魅力的でしたが、総返済額96万円減から諸費用53万円を引いた「実質43万円」で見たことで、冷静な判断ができました。目先の月額に惑わされないことが、後悔しないコツです。

──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!

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