注文住宅の浴室オプションは、説明を聞くとどれも良く見えます。我が家もショールームで、TOTOのサザナに2種類の「自動洗浄」があると教わり、正直どちらも欲しくなりました。結論から書くと、浴槽の自動洗浄は約25万円かかると分かって断念し、床の自動洗浄だけを78,470円で採用しています。浴室まわりのオプションは、合計104,110円(税抜)に収まりました。この記事では、その取捨選択をどう決めたのかを、内訳明細書の実額つきで書きます。
らく子
はた夫結論|浴室オプションは104,110円。25万円のものは切った
先にまとめます。
| オプション | 金額 | 判断 |
|---|---|---|
| 浴槽の自動洗浄 | 約25万円 | ❌ 断念 |
| 床の自動洗浄(床ワイパー除菌水) | 78,470円 | ⭕ 採用 |
我が家の判断軸は、家じゅうで一貫しています。
基本はシンプル。だけど、時短につながるもの・ラクになるものには多少の課金はする。
浴槽の自動洗浄は、まさに「時短・ラクになるもの」です。それでも切りました。約25万円という金額が、我が家の線を越えていたからです。
ここが大事なところで、軸があったからこそ、迷わず切れました。軸がなければ「便利そうだし……」で押し切られていたと思います。
ショールームで初めて知った「2種類の自動洗浄」
浴室はTOTOのサザナが事前調べで評判がよく、最有力候補として臨みました。実際に見て評判どおりのバランスの良さを感じ、そのまま採用しています。
想定外だったのは、オプションの説明でした。自動洗浄が2種類あると、その場で初めて知ったのです。
- 浴槽の自動洗浄:湯船そのものを自動で洗ってくれる機能
- 床の自動洗浄:床を除菌水で自動洗浄する機能(TOTOでいう床ワイパー洗浄)
カタログを事前に眺めていたつもりでしたが、この2つが別物で、それぞれ別料金だということまでは把握できていませんでした。担当者に説明してもらって、ようやく整理がつきました。
いったん両方を見積もりに入れてもらった
ここで我が家がやったことが、いちばん再現性のあるノウハウだと思っています。
その場では判断せず、両方とも見積もりに含めてもらいました。
理由は単純で、金額が出ないと判断のしようがないからです。ショールームでは「便利そう」「よさそう」しか分かりません。冷静に比べられるのは、見積書という同じ土俵に金額が並んでからです。
「その場で決めなきゃ」と思う必要はありません。迷ったらいったん入れてもらって、あとから落とす。これで十分間に合います。
はた夫浴槽の自動洗浄を、約25万円で切った理由
見積もりに載ってきた金額は、約25万円でした。
正直に書くと、断念した理由はシンプルで金額です。約25万円は、我が家が浴室1つのオプションに出せる線を越えていました。
「時短・ラクになるものには課金する」という軸を持っていても、その軸には上限があります。むしろ軸をはっきり決めていたからこそ、「これは超えている」と即断できました。軸がなければ、便利さの説明に押し切られていたと思います。
そしてもうひとつ。同じお金を、もっと効く場所に回したかったというのもあります。我が家がこの時期にお金を寄せたのはキッチンで、セラミック天板に478,620円を使っています(クリナップ ステディア vs タカラスタンダード|ホーローの落とし穴と実額)。優先順位をつけた結果です。
床の自動洗浄だけを残した理由
逆に、床の自動洗浄(78,470円)は迷わず採用しています。
理由は、我が家が浴室掃除でいちばん憂うつだったのが、床のヌメリと黒ずみだったからです。賃貸時代、週末にまとめてゴシゴシこすっていたのがここでした。金額も浴槽側の3分の1以下です。
同じ「自動洗浄」でも、自分の家でいちばん重い手間に当たるほうを選ぶ。これが取捨選択の基準になりました。
実際に2年使ってどうだったかはTOTO浴室(床掃除機能付き)を2年使った正直レビュー|掃除の手間がどれだけ減ったかに正直に書いています。良かった点だけでなく、期待しすぎていた部分も込みでまとめました。
浴室まわりのオプション実額【内訳明細書より】
実際に内訳明細書に載っている金額です。すべて標準仕様からの差額(税抜)になります。
| 項目 | 金額(税抜) |
|---|---|
| 床ワイパー除菌水(材工) | 78,470円 |
| 開き戸へ変更 | 10,270円 |
| 床ワイパー用給水管 | 8,200円 |
| ドア外タオル掛け追加 | 3,730円 |
| タオル掛け【角型】メタル調へ変更 | 3,440円 |
| 合計 | 104,110円 |
浴室まわりのオプションは、合計104,110円(税抜/税込 約11万5千円)でした。
もし浴槽の自動洗浄も付けていたら、ここに約25万円が乗って35万円超になっていた計算です。1項目切っただけで、浴室のオプション費用は3分の1以下に収まりました。
細かい仕様も、その場で決めきる
ショールームで決めたのは、大きなオプションだけではありません。
- タオルバーを付けるかどうか(ドア外に追加:3,730円/角型メタル調へ変更:3,440円)
- 鏡をどうするか
- ドアを開き戸にするか(10,270円)
こうした細かい話は、図面や仕様書の文字だけだと判断がつきません。実物のサイズ感を見ながらだと、5分で決まります。
1軒2〜3時間かかるショールームですが、この「細かいことを一気に片づけられる」効果はかなり大きいと感じました。ショールームの回り方そのものは注文住宅のショールームは何軒回る?予約なしが無意味だった理由と5社4日の実体験にまとめています。
正直に書く、この決め方の弱点
公平のために、弱いところも書いておきます。
- 約25万円という金額は我が家の見積もり時点のもの。ハウスメーカー・時期・グレードで変わるので、必ず自分の見積もりで確認してください
- 「浴槽を洗う手間は軽い」は我が家の感覚。家族の人数や入浴の頻度によっては、まったく違う結論になります
- 切った機能を2年後に恋しく思うかは、比べようがない。付けていない以上、比較はできていません
- 後付けしにくい。浴槽の自動洗浄は建築時に決める前提の設備なので、この判断はやり直しがききません
こういう人は、浴槽の自動洗浄を付けたほうがいい
付けたほうがいい人
- 家族が多く、湯船を毎日入れ替える家庭。回数が増えるほど、自動化の価値は上がります
- 浴槽を洗う作業そのものが強く苦痛な人。かがむ姿勢がつらい場合は、金額以上の価値があります
- 予算に余裕があり、家事の自動化を最優先している人
切ってよさそうな人
- 浴室掃除の憂うつが「床」に集中している人。我が家はこれでした
- 限られた予算を、より効く場所に回したい人。我が家は同じお金をキッチンに寄せています
よくある質問
Q. 浴槽の自動洗浄はいくらかかる?
A. 我が家の見積もりでは約25万円でした。ハウスメーカーや時期、グレードによって変わるので、必ず自分の見積もりで確認してください。我が家はこの金額を見て断念し、床の自動洗浄(78,470円)だけを採用しています。
Q. 浴室のオプションは全部でいくらになった?
A. 標準仕様からの差額で合計104,110円(税抜)でした。いちばん大きいのは床ワイパー除菌水の78,470円で、残りは開き戸への変更や給水管、タオル掛けです。内訳は本文の表にまとめました。
Q. 浴槽と床、どちらの自動洗浄を優先すべき?
A. 浴室掃除で何がいちばん憂うつかによります。我が家は床のヌメリと黒ずみが最大の悩みだったので、床を選びました。浴槽を洗う作業のほうがつらいなら、逆の判断が正解です。
Q. ショールームでオプションを勧められたら、その場で決めるべき?
A. 決めなくて大丈夫です。迷ったものは、いったん見積もりに入れてもらってください。金額が並んでから落とすほうが、冷静に判断できます。我が家はこのやり方で、約25万円のオプションを1つ切りました。
Q. TOTOのサザナを選んだ決め手は?
A. 事前調べで同価格帯のなかで評判がよかったことから最有力候補にし、ショールームで評判どおりのバランスの良さを確認して決めました。清潔機能を中心とした詳しい選定理由と2年使った感想はTOTO浴室(床掃除機能付き)を2年使った正直レビュー|掃除の手間がどれだけ減ったかにまとめています。なお洗面台とトイレもTOTOで揃えており、その理由は洗面台とトイレはTOTOで統一|4社比べた決め手は水栓が上から出ているかに書きました。
まとめ
- ショールームで2種類の自動洗浄(浴槽・床)があることを初めて知った
- その場で決めず、いったん両方を見積もりに入れてもらった
- 浴槽の自動洗浄は約25万円で断念。軽いほうの手間に払う金額ではないと判断した
- 床の自動洗浄は78,470円で採用。いちばん憂うつだった床掃除に直接効く
- 浴室まわりのオプションは合計104,110円(税抜)。付けていたら35万円超だった
- タオルバーや鏡といった細かい仕様も、その場で一気に片づく
オプションで消耗しやすいのが、「どれも良さそうで切れない」状態です。
そういうときに効くのが、先に判断軸を決めておくことと、迷ったらいったん見積もりに入れてもらうことの2つでした。我が家はこれで、25万円を落ち着いて切ることができました。
採用したオプションの全実額は注文住宅のオプション費用を全公開|実際に採用したものと満足度レビューに、建物全体の金額はアサヒグローバルホームの坪単価は約58万円|契約書の実額と総額3,300万円の内訳を施主が公開にまとめています。
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