アサヒグローバルホームの坪単価は、住宅比較サイト各社の公開データでおおむね45〜63万円です。ただし公式の参考プラン70件を価格帯別に数えてみると、最も多いのは本体2,000〜2,500万円の帯で、全体の43%を占めていました。そして実際に建てた我が家の契約書は、坪単価約58万円です。
※本記事にはプロモーションが含まれます。
坪単価を調べると40万円台・49.8万円・59〜63万円…とサイトごとに数字が違い、かえって分からなくなります。そこでこの記事では、①各社の公開データの幅/②公式参考プラン70件の価格分布(他では見かけない独自集計)/③我が家の契約書の実額の3つを並べ、自分の予算がどこに乗るかまで分かるように整理しました。
なお我が家が実際に払った総額は約3,300〜3,400万円(土地代別)です。坪単価だけを見ていると、この差でつまずきます。推定でも相場でもなく、契約書に書かれている実額をそのまま公開します。
- 我が家の坪単価と総額の実額(契約書ベース)
- 坪単価に含まれない費用と、坪数別の総額シミュレーション
- 他の主要ハウスメーカーとの価格帯の比較
- アサヒグローバルはなぜ安いのか/「980万円の家」は建つのか
※比較に使った公開データは2026年8月時点で確認したもので、出典は記事末に明記しています。
らく子
はた夫- 【実体験】アサヒグローバルで建てた我が家の坪単価は約58万円
- アサヒグローバルホームの坪単価の目安【2026年8月・出典付き】
- 公式の参考プラン70件を価格帯別に数えてみた【他社が出していない分布】
- アサヒグローバルホームの価格まとめ【早見表・2026年8月】
- 【契約時点】契約書に書かれていた「支払いのタイミングと実額」
- 総額の試算例(延床40坪・愛知で建てる場合)
- 坪数別の総額シミュレーション【我が家の契約実額から計算】
- 他の主要ハウスメーカーとの価格帯比較【2026年8月・公開情報ベース】
- アサヒグローバルホームはなぜ安いのか?
- アサヒグローバルの平屋はいくら?坪単価が上がりやすい理由【2026年8月】
- 「アサヒグローバルで980万円の家は建てられる?」への正直な答え
- 標準仕様で足りた?我が家がオプションを足した場所
- 共働き家庭が費用配分で優先したいポイント
- 費用を抑える・正確に知るためのコツ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- 出典(2026年8月確認)
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【実体験】アサヒグローバルで建てた我が家の坪単価は約58万円
公開データを見る前に、まず実際にアサヒグローバルホームで建てた我が家のリアルな数字をお伝えします(3LDK・延床140㎡・2026年時点)。
🏠 建物本体:約2,500万円(標準仕様)
📐 延床140㎡ ≒ 約43.5坪
💰 実際の坪単価 ≒ 約58万円(2,500万円 ÷ 43.5坪)
後で紹介する公開データの目安(45〜63万円)のちょうど中〜上あたりで、標準仕様でこの価格でした。ただし——実際に払う総額は、坪単価だけでは全然わかりません。我が家の総額の内訳はこうでした。
| 費用項目 | 我が家の実額 |
|---|---|
| 建物本体(標準仕様) | 約2,500万円 |
| 建物オプション | 約200万円 |
| 外構工事 | 約380万円(当初予算200万→膨張) |
| 造成工事 | 約100万円(持ち土地でも必要だった) |
| 諸費用(登記・ローン手数料・保険等) | 約100〜150万円 |
| 総額(土地代別) | 約3,300〜3,400万円 |
つまり「坪単価58万円 × 43.5坪 = 約2,500万円」で考えていると、実際には800〜900万円も多くかかるということ。とくに外構は、当初200万円の想定が最終380万円まで膨らみました。坪単価は入口の目安として押さえつつ、必ず「総額」で予算を組むのが失敗しないコツです。総費用の詳しい内訳は注文住宅の総費用を公開【アサヒグローバル】にまとめています。
契約書で見る「建物本体の坪単価」と契約金額の内訳
もう少し具体的に、実際の契約時の見積書の数字を分解してみます(施工面積142.84㎡=約43.21坪・オール電化の商品プラン)。
- 建物本体坪単価:約49.3万円(税抜・契約時点の建物本体価格ベース)
- 基本坪単価:約48.5万円(税抜)
「あれ、さっきの58万円と違う?」と思いますよね。契約書上の建物本体坪単価は約49.3万円(税抜)。ここにオプションを約272万円追加し、消費税を含めると、我が家の実質的な建物の坪単価は約58万円になった、というわけです。坪単価は「どこまでを含めた数字か」で大きく変わります。
契約金額(税込)の内訳はこうでした。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| A 建物本体価格 | 約2,098万円 |
| B オプション工事(契約時点) | 約34万円 |
| C 付帯工事価格 | 約266万円 |
| D 消費税 | 約240万円 |
| ご契約金額(税込) | 約2,638万円 |
※このあと打ち合わせで、オプションをさらに約272万円追加しています。
この「含める範囲で変わる」という性質は、比較サイトで見る坪単価にもそのまま当てはまります。公開されている坪単価の多くは、契約時ベース=オプションを足す前の数字に近いものです。我が家でいえば49.3万円のほうにあたります。
ですから、比較サイトの坪単価から予算を組むなら、そこから1割前後は上がるものとして見ておくのが安全です。打ち合わせを重ねればオプションは必ず増えますし、消費税もかかります。契約時と最終でどれだけ動いたかは「注文住宅の総費用を公開|3LDK140平米でいくらかかったか」で検証しました。
坪単価に含まれない「付帯工事266万円」の中身(実額)
坪単価の最大の落とし穴が、この付帯工事です。我が家の契約書では約266万円。坪単価には一切含まれない費用で、内訳は次のとおりでした。
| 付帯工事の項目 | 金額 |
|---|---|
| 屋外給排水・雨水工事 | 約100万円 |
| 間接工事費・諸費用 | 約84万円 |
| 仮設工事(電気・水道・トイレ・産廃処理等) | 約57万円 |
| 地盤調査費 | 約14万円 |
| 屋外電気配線・中間検査ほか | 約11万円 |
「坪単価×坪数」だけで予算を組むと、この付帯工事だけで約266万円がまるごと抜け落ちます。さらに地盤改良が必要になれば追加も。坪単価はあくまで”入口”の数字だと考えてください。
実際に付けたオプションと、契約時期の「特別値引き」
我が家が契約時に選んだ主なオプションの実額です(一部)。
- 太陽光6.8kw+蓄電池9.8kwセット:約118万円
- オープンキッチン(予算取り):約50万円
- 省令準耐火構造:約37万円
- 長期優良住宅の申請:約24万円
- 食洗機を深型に変更:約11万円
逆に、標準仕様から減額できた項目もありました(太陽光パネルを別メーカーに変更して約-97万円など)。そして見逃せないのが、「8月契約の特別値引き」で約-136万円が入っていたこと。契約する時期(メーカーのキャンペーンや決算期)によって、数十万〜100万円超の値引きが動くという実例です。後述の「決算期を意識する」は、まさにこれが根拠です。
📚 他社との比較プロセスは「一条工務店・アサヒグローバル・アイ工務店を比較した結果|同じ条件で仮プランを出してもらって決めました」にまとめています。
アサヒグローバルホームの坪単価の目安【2026年8月・出典付き】
複数の住宅比較サイトが公表しているアサヒグローバルホームの坪単価は、調査元によって幅がありますが、おおむね45〜63万円前後に収れんしています。主な公開データは次のとおりです。
| 出典(調査サイト) | 公表されている坪単価 |
|---|---|
| お家のいろは | 平均 約49.8万円 |
| 注文住宅の世界 | 約45.5〜55.0万円 |
| onetop不動産マガジン | 約48〜58万円(ボリュームゾーン) |
| 不動産売却マイスター(2026年版) | 約59〜63万円 |
| BLUEBOX住宅ヒント(最新施工事例ベース) | 約48万円台〜(仕様により56万円前後まで) |
価格帯としてはローコスト〜ミドルクラスに位置づけられ、「大手ほど高くはないが、極端な激安でもない」バランス型のハウスメーカーというのが各サイト共通の評価です。参考までに、坪数別の総額の目安として「25坪で約1,930万円/30坪で約2,316万円」という試算を公表している調査もあります(いずれも建物本体中心の目安)。
らく子坪単価に幅が出るのは、参照する施工事例やプラン・時期がサイトごとに異なるためです。だからこそ「坪単価◯◯万円」という一点の数字を鵜のみにせず、幅として捉えるのが安全です。
「坪単価」に含まれないもの
もう一つ大事なのが、坪単価は「建物本体のおおよその単価」でしかない、という点です。多くのハウスメーカーで、次の費用は坪単価に含まれません。
- 付帯工事費(基礎工事・給排水引き込み・地盤改良など)
- 諸費用(登記費用・火災保険・住宅ローン手数料など)
- オプション・追加工事費
- 外構工事費・土地代
そのため、実際に払う総額は「坪単価×坪数」よりも大幅に高くなります。一般に、付帯工事・諸費用・外構を合わせると本体価格の2〜3割前後が上乗せされると言われます。
★「相場は平均49.8万円なのに、なぜあなたの家は約58万円なの?」——先に答えておきます。
坪単価は「本体価格 ÷ 延床坪数」です。つまり割る数(延床)が小さいほど、同じ本体価格でも坪単価は高く出ます。
我が家は本体 約2,500万円 ÷ 延床43.5坪。ここで効いているのは次の2つです。
- 本体2,500万円は、次の章で数える公式参考プラン70件の最頻価格帯(2,000〜2,500万円)のちょうど上限にあたる
- 延床43.5坪は、その価格帯の家としてはやや小さめ
この2つが重なると、坪単価は相場より高く出ます。特別に高い家を建てたわけではなく、割り算の形にすると高く見えているというのが実態です。
だからこそ、坪単価という一点の数字だけを比べても判断材料になりません。見るべきは「自分の本体価格が、どの帯に入るか」です。それを実際に数えたのが、次の章になります。
公式の参考プラン70件を価格帯別に数えてみた【他社が出していない分布】
坪単価の「目安」はどのサイトも書いていますが、実際にどの価格帯のプランが多いのかまでは出ていません。そこで、アサヒグローバルホーム公式サイトが公開している参考プラン(モデルプラン)を、価格帯別に数えました。
| 本体価格帯 | プラン数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1,000〜1,500万円 | 13件 | 19% |
| 1,500〜2,000万円 | 13件 | 19% |
| 2,000〜2,500万円 | 30件 | 43% |
| 2,500〜3,000万円 | 5件 | 7% |
| 3,000〜3,500万円 | 7件 | 10% |
| 3,500〜4,000万円 | 2件 | 3% |
| 合計 | 70件 | 100% |
はっきり偏りが出ました。2,000〜2,500万円のプランが全体の43%を占めています。ここがアサヒグローバルホームの「本命の価格帯」と考えてよさそうです。
そして我が家の建物本体は約2,500万円。この最頻価格帯のちょうど上限にあたります。標準仕様でこの位置だったので、「特別に安く買えた」わけでも「盛りに盛った」わけでもなく、ボリュームゾーンの中で建てたという感覚です。自分の予算がこの表のどこに乗るかを見ておくと、打ち合わせ前に現実的な当たりがつきます。
はた夫あわせて、公式サイトで確認できる基本情報も整理しておきます。
- 施工エリア:三重県・愛知県・岐阜県(東海3県に集中している地域密着型)
- 主なラインナップ:緑と暮らす平屋/ECO家事の家/ガレージの家
施工エリアが東海3県に絞られている点は、検討前に押さえておきたいところです。エリア外だと選択肢に入りません。
※出典:アサヒグローバルホーム公式サイト「参考プラン」およびラインナップ各ページ(2026年8月確認)。参考プランの件数は公式サイトの価格帯フィルタの表示件数を集計したものです。
アサヒグローバルホームの価格まとめ【早見表・2026年8月】
「坪単価」「本体価格」「総額」は別物なのに、検索するとごちゃ混ぜで出てきます。公開データと我が家の契約実額を、1つの表に整理しました。
| 何の金額か | 金額 | 情報の出どころ |
|---|---|---|
| 坪単価の目安(住宅比較サイト各社) | 45.5〜63万円/坪 | 公開データ(記事末の出典) |
| 坪単価(アサヒグローバルホーム四日市店) | 50〜60万円/坪 | くふうイエタテ |
| 参考本体価格(延床115㎡=約35坪) | 1,750〜2,100万円 | くふうイエタテ |
| 公式サイトの販売中モデルハウス価格 | 3,350〜3,990万円 | アサヒグローバルホーム公式 |
| 我が家の建物本体(延床43.5坪・標準仕様) | 約2,500万円=坪 約58万円 | 契約書の実額 |
| 我が家が実際に払った総額(土地代別) | 約3,300〜3,400万円 | 契約書の実額 |
※モデルハウスの販売価格は、土地の有無や仕様の条件が物件ごとに異なります。坪単価の代表値としては使えません。
表の上から下へ行くほど、金額が跳ね上がっているのが分かると思います。「坪単価」と「実際に払う総額」は1,000万円近く離れます。予算を組むときは坪単価からではなく、いちばん下の行から逆算してください。
【契約時点】契約書に書かれていた「支払いのタイミングと実額」
坪単価や総額と同じくらい大事なのに、ほとんど書かれていないのが「いつ、いくら払うか」です。注文住宅は家が完成する前に大半を払い終えるので、ここを知らないと資金計画が崩れます。
我が家の契約書に書かれていた支払いスケジュールを、そのまま出します。
先にお断りしておきます。この表は契約した時点の金額です。地盤調査費用など、契約の段階で見込みとして入っていた項目も含まれています。最終的に払った金額ではありません(最終的な総額は、前に書いたとおり約3,300〜3,400万円・土地代別です)。ここで見てほしいのは金額そのものよりも、「どのタイミングで、どれくらいの比率を払うことになるのか」という支払いの構造のほうです。
| 区分 | 金額 | 支払うタイミング |
|---|---|---|
| 契約金 | 300,000円 | ご契約時 |
| 着手金 | 5,300,000円 | 着工時 |
| 中間金 | 15,900,000円 | 上棟時 |
| 完成金 | 7,140,281円 | 表示登記完了時 |
| 請負代金合計(契約時点) | 28,640,281円(税込) | — |
※この合計に建築設計・管理業務委託契約金額 452,000円は含まれていません(契約書に明記されています)。土地代・外構・諸費用も別です。また契約後の打ち合わせで内容が変わっていくため、最終的な請求額はこの金額とは一致しません。
ここで効いてくるのが「つなぎ融資」
表をもう一度見てください。上棟の時点で、すでに2,150万円(契約金+着手金+中間金)を払い終えています。家はまだ完成していません。
住宅ローンは原則として「建物が完成して引き渡されたとき」に実行されます。つまりこの2,150万円は、住宅ローンが下りる前に用意しなければならないお金です。自己資金で払えない場合に使うのがつなぎ融資で、我が家もここで必要になりました。
- 着工時と上棟時に、まとまった支払いが集中する
- その時点では住宅ローンはまだ実行されない
- → 差を埋めるのがつなぎ融資(別途、利息と手数料がかかる)
ハウスメーカーを比較するときは、坪単価だけでなくこの支払い条件も必ず聞いてください。会社によって着手金・中間金の比率は違います。同じ総額でも、前倒しで払う会社ほどつなぎ融資の利息が増えます。
ちなみに我が家は、この追加変更契約(226万3,657円)を2024年1月に結んでいます。最初の契約金額で終わらず、打ち合わせが進むたびに追加契約で上乗せされていく——これが、契約時点の金額と最終的に払う金額がズレるいちばんの理由です。資金計画では、ここに必ず余裕を持たせてください。
総額の試算例(延床40坪・愛知で建てる場合)
上記の坪単価をもとに、延床40坪(約132㎡)で建てた場合の総額を試算してみます。これは公開データから計算した目安であり、実際の見積もりではありません。あくまで「総額のイメージをつかむための計算例」として見てください。
| 費用項目 | 試算の目安 |
|---|---|
| 建物本体工事費 | 約2,000〜2,500万円(坪50〜63万円×40坪) |
| 付帯工事費 | 本体の約15〜20% |
| 諸費用(登記・保険・ローン手数料等) | 本体の約5〜10% |
| 外構工事 | 約100〜300万円 |
| 合計(建物+諸費用+外構/土地代別) | おおよそ2,700〜3,400万円 |
※土地をお持ちでない場合は、これに土地代が加わります。金額は間取り・仕様・時期・地盤条件で大きく変わるため、正確な数字は各社の見積もりで確認が必要です。
坪数別の総額シミュレーション【我が家の契約実額から計算】
ここまでは公開データをもとにした目安でした。ここからは、我が家の実際の契約書の数字を使って、坪数別にいくらになるかを計算してみます。使うのは次の実額です。
- 基本坪単価:約48.5万円(税抜)=契約書上の建物本体2,098万円 ÷ 施工面積43.21坪
- 付帯工事:約266万円(屋外給排水・仮設・地盤調査・間接工事費など。坪数が変わっても大きくは動かない性質の費用)
- 消費税10%
| 延床の目安 | ①契約時点の金額(本体+付帯+税) | ②我が家並みに追加した場合の総額 |
|---|---|---|
| 25坪(約83㎡) | 約1,630万円 | 約2,440万円 |
| 30坪(約99㎡) | 約1,890万円 | 約2,700万円 |
| 35坪(約116㎡) | 約2,160万円 | 約2,970万円 |
| 40坪(約132㎡) | 約2,430万円 | 約3,240万円 |
| 43坪(我が家・約140㎡) | 約2,640万円(実際の契約金額) | 約3,300〜3,400万円(実際の総額) |
| 45坪(約149㎡) | 約2,690万円 | 約3,500万円 |
②の列は、①に我が家で実際に上乗せされた金額(オプション約200万円・外構約380万円・造成約100万円・諸費用100〜150万円=合計おおよそ800万円前後)を足したものです。土地代は含みません。
この表はあくまで我が家1件の契約実額から機械的に計算したもので、見積もりではありません。間取り・仕様・地盤の条件・契約時期で結果は大きく変わります。それでも、「坪単価×坪数」だけで考えたときとの差がどれくらい出るかは、はっきり見えるはずです。
はた夫他の主要ハウスメーカーとの価格帯比較【2026年8月・公開情報ベース】
アサヒグローバルホームの価格の位置づけを、他の主要メーカーの公表坪単価と並べて確認します。数値は各住宅比較サイトが2026年時点で公表している一般的な目安で、実際の価格はプラン・仕様・時期で変動します。
| ハウスメーカー | 坪単価の目安 | 位置づけ |
|---|---|---|
| アサヒグローバルホーム | 約45〜63万円 | ローコスト〜ミドル・コスパ型 |
| 一条工務店 | 約80〜105万円 | 高断熱・高性能で中〜上位 |
| 積水ハウス | 約120〜150万円 | 大手・ハイクラス |
| 地元工務店(一般) | 会社により幅(目安 坪50〜70万円台) | 価格重視だが対応・品質に差 |
こうして並べると、アサヒグローバルホームは「大手ハウスメーカーの半額前後の坪単価で注文住宅が建てられる」ゾーンにあることがわかります。愛知県内に複数の展示場・施工実績を持つ地域密着型で、コストを抑えつつ注文住宅の自由度を確保したい共働き世帯には検討候補に入りやすいメーカーと言えます。
アサヒグローバルホームはなぜ安いのか?
坪単価を調べていると必ず出てくるのが「なぜこの価格でできるのか」という疑問です。各住宅比較サイトが挙げている理由は、おおむね次の4つに整理できます。
| 安さの理由 | 内容 |
|---|---|
| 地域密着型の施工体制 | エリアを絞ることで移動・管理のコストを抑え、協力業者との連携で工期を短縮 |
| 設計・プランの標準化 | 規格化されたフォーマットで設計コストを下げ、施工ミスも減らす |
| まとめ仕入れ・中間業者の削減 | 資材を大量に仕入れ、間に入る業者を減らして原価を圧縮 |
| 広告費・人件費を抑える | 全国規模の大量広告を打たない分を価格に回す |
実際に建てた立場から補足すると、「安いから何かが極端に貧弱」という印象はありませんでした。我が家は在来木造+パネル工法・オール電化の商品プランで、契約書には60年保証が明記されています。制震や耐震まわりも標準の範囲で不足を感じる説明はありませんでした。
ただし後述のとおり、「標準で十分なところ」と「オプションを足さないと届かないところ」がはっきり分かれているのがこのメーカーの実像だと感じています。そこを理解して使うと、コスパの良さが効いてきます。
アサヒグローバルの平屋はいくら?坪単価が上がりやすい理由【2026年8月】
「できれば平屋にしたい」という共働き夫婦は多いので、平屋の価格についても公開データを整理しておきます。
アサヒグローバルホームの商品ラインナップには平屋の「ONE STORY」があり、公式サイトの販売中モデルハウスには3LDK平屋+ガレージで3,850万円(岐阜県岐阜市)という実例が掲載されています(2026年8月時点で確認)。同じページに並ぶ2階建ての実例は3,350万〜3,990万円なので、「平屋だから極端に高い・安い」という価格差にはなっていません。
ただし、この数字をそのまま持ち歩かないでください。これは販売中の物件価格で、土地の有無や仕様の条件は物件ごとに違います。坪単価の代表値としては使えません。
同じ延床なら、平屋のほうが坪単価は上がりやすい
ハウスメーカーを問わない一般論として、平屋は同じ延床面積の2階建てより坪単価が1〜2割ほど割高になる傾向があります(出典: HOME4U 家づくりのとびら)。理由はシンプルで、基礎と屋根の面積が2倍近くになるからです。
- 2階建てで延床30坪 → 基礎15坪の上に2階15坪。基礎と屋根は15坪分で足りる
- 平屋で延床30坪 → 基礎も屋根も30坪分が必要になる
しかも基礎と屋根は耐震性・耐久性に直結する部分なので、削って安くするのが難しいところです。
一方で、階段が要らない・2階のトイレや洗面が不要になる分、総工費で見ると2階建てのほうが高くなるケースもあります(出典: LIFULL HOME’S)。「坪単価が高い=総額が高い」ではない——この記事でずっと書いてきたことが、平屋でもそのまま当てはまります。
共働き目線でもう1つ:平屋は「土地」が効いてくる
延床が同じでも、平屋は建築面積が広くなります。つまり必要な敷地が広くなり、土地代のほうが先に効いてくるということです。我が家の場合、持っている土地に建てたにもかかわらず造成だけで約100万円かかりました。
平屋を検討するなら、建物の坪単価を比べる前に「その土地に希望の広さの平屋が載るか」を先に確認したほうが、話が早く進みます。ここは図面が出てからでは動かせない部分です。
「アサヒグローバルで980万円の家は建てられる?」への正直な答え
検索でよく見かける疑問です。結論から書きます。
公式サイトの現行の商品ラインナップ(平屋・ECO家事の家・ガレージの家)には、980万円という価格表示は見当たりません(2026年8月時点で確認)。公式に掲載されているモデルハウスの販売価格は、3,350万円〜3,990万円程度の実例が並んでいます。比較サイトが公表している坪単価も、前述のとおり45〜63万円のレンジです。
そのうえで、より大事なのはここです。仮に「本体◯◯万円」という表示があったとしても、それは実際に払う金額ではありません。我が家の契約書で言えば、建物本体の外側に次の費用が必ず乗りました。
- 付帯工事:約266万円(屋外給排水・仮設・地盤調査など。本体価格には一切含まれない)
- オプション:約272万円(打ち合わせを進めるうちに追加)
- 外構:約380万円(当初予算200万円から膨張)
- 造成:約100万円(持ち土地でも必要だった)
- 諸費用:約100〜150万円(登記・ローン手数料・火災保険など)
合計するとおおよそ1,000万円前後。つまり「本体が1,000万円を切る」プランがあったとしても、総額は2,000万円台に着地するのが現実的な見方です。安い価格表示を見たときは、次の3点を必ず確認してください。
- それは建物本体だけの価格か(付帯工事・外構・諸費用は別か)
- 消費税は含むか(我が家の契約書では消費税だけで約240万円)
- その価格で建てられる延床は何坪か(坪数が小さければ本体が安いのは当然)
らく子標準仕様で足りた?我が家がオプションを足した場所
「アサヒグローバル 標準仕様」もよく調べられているキーワードです。標準仕様の中身はプラン・時期で変わるため一覧化はできませんが、我が家が実際にお金を足した場所=標準では届かなかった場所なら、契約書の実額で示せます。
| オプションで足したもの | 実額 | なぜ足したか |
|---|---|---|
| 太陽光6.8kW+蓄電池9.8kWhセット | 約118万円 | 共働きで日中不在。貯めて夜に使う前提で導入 |
| オープンキッチン(予算取り) | 約50万円 | 間取りの中心にしたかったため |
| 窓を樹脂サッシに変更 | 324,200円 | 標準の断熱はほどほど。ここは譲れなかった |
| 省令準耐火構造 | 約37万円 | 火災保険料が下がるため |
| 長期優良住宅の申請 | 約24万円 | 税制優遇を受けるため |
| 食洗機を深型に変更 | 約11万円 | 共働きの食器量に標準サイズでは足りないと判断 |
足すだけでなく仕様を落として下げた項目もあります(実額は前述の契約金額の内訳のとおり)。オプションは「足す・落とす」の両方で調整するものだと考えると、予算の収まりがよくなります。
この中でいちばん効いたのが窓の樹脂サッシ(324,200円)でした。結果としてUA値0.54・C値0.29の家になり、1階は高性能エアコン1台で足りています。標準仕様のままだと断熱は「ほどほど」で、性能を上げたいならオプションで取りにいく必要がある——これが施主としての正直な感想です。断熱・気密の実測値と、樹脂サッシ32万円の元が取れたかはUA値0.54・C値0.29の家に2年住んだ正直な話|樹脂サッシ+32万円は元が取れたかにまとめました。
共働き家庭が費用配分で優先したいポイント
注文住宅では「総額をいくらにするか」だけでなく「限られた予算をどこに配分するか」が満足度を左右します。共働きで日中家を空ける家庭の目線で考えると、優先度が高いのは「後から追加・変更しにくく、毎日の家事や光熱費に効くもの」です。
優先度:高(建築時にしか対応しにくい)
| 設備 | 理由 |
|---|---|
| 太陽光発電+蓄電池 | 後付けも可能だが、屋根形状を含め建築時設計が最もコスパ良い |
| ビルトイン食洗機 | ビルトインは建築時のみ設置可能・共働きの時短効果が大きい |
| 浴室の掃除機能(床・カビ対策) | システムバスは後から変更が困難 |
| 宅配ボックス | 外構との一体設計が理想・再配達ゼロで平日の負担減 |
優先度:低(後から追加・変更しやすい)
- 照明器具(後から交換しやすい)
- カーテン・ブラインド(後付け可能)
- 家具・インテリア(住んでから合うものを選べる)
断熱・気密・構造といった「見えないが後から変えにくい基本性能」と、時短につながる設備にお金をかけ、内装の装飾など「住めば気にならない部分」を抑える——この配分の考え方は、坪単価の数字そのものより総額の満足度に効いてきます。
費用を抑える・正確に知るためのコツ
標準仕様でどこまでいけるかを先に確認する
アサヒグローバルホームは標準仕様のコスパが良いと評価されるメーカーです。オプションを足す前に「標準仕様で十分か?」を確認するだけでも、費用の膨張を抑えられます。
相見積もり・決算期を意識する
一般に、複数社の見積もりを比較して交渉材料にすると価格が動きやすいと言われます。また、住宅メーカーの決算期(多くは3月・9月)に合わせて商談を進めると条件が良くなりやすい、という声もよく聞かれます。無理に値切るというより「他社と真剣に比較している」姿勢を示すのがポイントです。
正確な費用は一括資料請求で押さえる
ここで紹介した数字はいずれも公開データからの目安です。実際の費用は土地の条件・間取り・仕様・時期で大きく変わるため、正確な金額は自分の条件で見積もりを取るのが確実です。複数のハウスメーカーへまとめて資料請求できる無料サービスを使うと、各社の坪単価・標準仕様・総額を横並びで比較でき、そのまま交渉材料にもなります。
気になるメーカーの費用感を確かめるなら
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よくある質問(FAQ)
Q. アサヒグローバルホームの坪単価は結局いくら?
A. 公開データではおおむね45〜63万円(2026年8月時点)。我が家が実際にアサヒグローバルで建てたときは、建物本体2,500万円÷延床約43.5坪で坪単価は約58万円でした。仕様・間取り・時期で上下します。
Q. 坪単価だけでなく、総額ではいくらかかる?
A. 我が家は延床140㎡で総額約3,300〜3,400万円(土地代別)。建物本体2,500万円に、オプション約200万・外構約380万・造成約100万・諸費用100〜150万が上乗せされました。
Q. 坪単価に含まれない費用は?
A. 付帯工事(基礎・給排水引き込み・地盤改良)、諸費用(登記・保険・ローン手数料)、オプション、外構工事、土地代は含まれません。一般に本体価格の2〜3割前後が上乗せされます。
Q. アサヒグローバルホームは高い?安い?
A. 大手ハウスメーカー(積水ハウス約120〜150万円など)の半額前後の坪単価で、ローコスト〜ミドルの「コスパ型」。標準仕様のコスパが良いと評価されています。
Q. 値引きや費用を抑えるコツは?
A. ①複数社の相見積もりを交渉材料にする ②決算期(多くは3月・9月)に商談を進める ③オプションを足す前に「標準仕様で足りるか」を確認する——この3つが効きます。
Q. 正確な坪単価・総額を知るには?
A. 坪単価は条件で変わるため、自分の間取り・仕様で見積もりを取るのが確実です。複数メーカーへ一括資料請求すると、坪単価・標準仕様・総額を横並びで比較でき、そのまま交渉材料にもなります。
Q. アサヒグローバルで980万円の家は建てられる?
A. 公式サイトの現行ラインナップに980万円という価格表示は見当たりません(2026年8月確認)。公式掲載のモデルハウス販売価格は3,350〜3,990万円程度です。仮に本体1,000万円前後のプランがあったとしても、我が家の実額では本体の外側に付帯工事266万・オプション200万・外構380万・造成100万・諸費用100〜150万が乗りました。安い価格表示を見たら「本体だけか」「消費税込みか」「延床何坪か」の3点を必ず確認してください。
Q. アサヒグローバルホームはなぜ安いの?
A. 各比較サイトが挙げるのは、①地域密着型の施工体制 ②設計・プランの標準化 ③まとめ仕入れと中間業者の削減 ④広告費・人件費を抑える、の4点です。実際に建てた印象としても、安さのために何かが極端に貧弱ということはありませんでした(在来木造+パネル工法・60年保証)。ただし性能を上げたい部分はオプションで取りにいく必要があります。
Q. 標準仕様のままで十分?
A. 我が家は断熱を重視していたため、窓を樹脂サッシに変更(324,200円)しました。結果はUA値0.54・C値0.29。標準のままだと断熱は「ほどほど」という感覚です。逆に太陽光パネルは別メーカーに変えて約-97万円の減額もできました。標準で足りる部分と、足さないと届かない部分を先に切り分けるのがコスパを上げるコツです。
Q. 契約する時期で金額は変わる?
A. 変わります。我が家の契約書には「8月契約の特別値引き」として約-136万円が入っていました。決算期(多くは3月・9月)だけでなく、メーカー独自のキャンペーン時期でも数十万〜100万円超が動きます。いつ契約するかは、値引き交渉と同じくらい金額に効きます。
なお、契約から引き渡しまでにどのくらいの期間と打ち合わせが必要だったかは、共働きの家づくりスケジュールは大変?契約から引き渡しまで8か月半の全日程を実日付で公開 で実際の日付とともに公開しています。費用と並んで、共働きがいちばん読めなかった部分です。
まとめ
アサヒグローバルホームの坪単価は、公開データ上おおむね45〜63万円(2026年8月時点)。大手ハウスメーカーの半額前後の水準で、ローコスト〜ミドルのコスパ型に位置づけられます。ただし坪単価は建物本体の目安にすぎず、付帯工事・諸費用・外構を含めた総額で計画することが何より大切です。延床40坪ならおおよそ2,700〜3,400万円(土地別)が一つの目安になります。
坪単価の数字に一喜一憂するより、「どこにお金をかけ、どこを抑えるか」の配分設計に時間をかけること。そして正確な金額は、必ず自分の条件で見積もりを取って確認すること。この2つが、共働きの家づくりを予算内で満足度高く進めるコツです。
──以上、愛知県名古屋市の共働き夫婦・はた夫&らく子でした。それではまた、次の記事で!
出典(2026年8月確認)
- お家のいろは「アサヒグローバルの平均坪単価は49.8万円」
- 注文住宅の世界「アサヒグローバルホームの坪単価は45.5〜55.0万円」
- onetop不動産マガジン「アサヒグローバルの坪単価・価格」
- 不動産売却マイスター「【2026年版】アサヒグローバルの坪単価は約59万円〜63万円」
- BLUEBOX住宅ヒント「アサヒグローバルホームの注文住宅ってどう?評判や坪単価を調査」(最新施工事例ベースの坪単価)
- HOME’S/HOME4U 家づくりのとびら「アサヒグローバルの評判・坪単価」
- 一条工務店・積水ハウスの坪単価目安:不動産売却マイスター/家づくり手帳ほか各住宅比較サイト(2026年時点)
- アサヒグローバルホーム公式サイト「価格・参考プラン/販売中モデルハウス」(商品ラインナップ・モデルハウス販売価格)
- くふうイエタテ「アサヒグローバルホーム 四日市店」(坪単価50〜60万円/坪・延床115㎡の参考本体価格)
- HOME4U 家づくりのとびら「平屋の坪単価|相場と割高になりやすい理由」
- LIFULL HOME’S「平屋と二階建て、建築費用はどう違う?」
📚 アサヒグローバルホームについて知りたいことが他にもある方へ。坪単価・総額・評判・後悔・標準仕様までを1ページにまとめた「アサヒグローバルホームで建てた全記録|契約から入居までを施主が公開【まとめ】」から、必要なところだけ読めます。
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